セラミック治療④
こんにちは、札幌市豊平区にあるさっぽろプロケア歯科クリニック 院長の野村です。
セラミック治療について〜第4弾〜
本日は、当院で行われているセラミック治療についてお話ししていきたいと思います。
当院へ通われているみなさんは、一度このような表をコーディネーターとの話しの中で目にしたことはありますでしょうか?
これは、当院で行われている治療の比較表になります。
・セレック
・フルジルコニアクラウン
・ジルコニアボンド
と大きく分けて3種類あります。
それぞれどのようなものか説明しましょう。
①セレック
CEREC(セレック)とは機械の名称のことで、セラミック治療の商品名ではないのですが、皆様に分かりやすく、親しみやすいようにセレックと呼ばせてもらっています。
みなさん、受付でこのような機械を見たことありませんか??
セレックは当法人で一番活躍しているセラミック治療で、3病院それぞれにその機械があります。
つまり、その病院で作成することができるので、小さな詰め物くらいであれば、即日作成(通称 1dayトリートメント)ができます。大きな被せ物になると、本院のときわプロケア歯科クリニックにいる技工士さんにお願いするため、日にちがかかりますが、それでも、他の方法より作成が早くなります。
特徴は、透明感のあるセラミックを使用しているので、歯の光沢感などには優れます。しかし、1つのブロックを機械で削り出して作成しているので、細かい色味や着色などを隣の歯と合わせたりする再現性が他の治療に比べると低いです。
②フルジルコニアクラウン
ジルコニア(二酸化ジルコニウム:ZrO2)は 、ジルコニウムの酸化物である。常態では白色の個体。融点が2700℃と高いため、耐熱性セラミックス材料として利用されている。また、透明でダイヤモンドに似て高い屈折率を有することから模造ダイヤとも呼ばれ、宝飾品としても用いられている。
※Wikipediaより引用
と、いうように非常に硬いセラミック材料です。強度が強いので、噛み合わせが強いなどの時に使ったりなどします。ただ、セレックよりも透明感については劣ります。
③ジルコニアボンド
この被せ物は先ほどの、セレックとフルジルコニアの治療方法のいい所をかき集めた治療方法です。
内面はジルコニアという硬い材料でフレームを作り、外側は透明感のある、セレックのようなセラミックを貼り付けて作成します。
そのため、ジルコニアの強度を保ちつつ、セレックのような透明感を出します。
さらにこれは、セレックのように一つのブロックを削り出すのではなく、熟練の技工士さんが、色味を調整しながら一つ一つオーダーメイドに仕上げてくれます。そのため、仕上がりは歯医者でも見分けをつけるのが難しいくらい綺麗に仕上げてきてくれます。
と、言葉で説明しても分かりにくいかと思いますので、実際に写真などを使用して、直接ご説明させていただきます。ぜひ、気になる方は当院コーディネーターにお声がけください。
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