ホワイトニングについて
こんにちは、札幌市豊平区にあります、さっぽろプロケア歯科クリニック
衛生士の菅原です。
突然ですが!皆さんはホワイトニングに興味はありますか?
私はあまり興味がありませんでしたが、とあるセミナーを受けて、ホワイトニングの仕組みや効果を学び、ぜひ皆さんにもホワイトニングに興味を持っていただければと思います。
ホワイトニングとは、審美歯科の一分野で歯を白くすることを言います。
10代~70代のお口のお悩み調査より、10代~60代までの幅広い世代がお口の審美について悩まれていました。特に若い世代の方は悩まれているそうです。
「ホワイトニングって歯を白くするだけ」「知覚過敏も副作用として出るのでは?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、実は別の効果もあるのです!
今回は、「ホワイトニングの仕組みと効果」「知覚過敏の予防法」について紹介をします。
ホワイトニングの仕組みと効果
ホワイトニング薬の成分とされている過酸化尿素や過酸化水素が浸透し、「ぺリクル」と呼ばれる唾液由来の有機質被膜を消失し、エナメル質表層の構造を変化させ、光を乱反射させることによって、歯を白く見せています。
「ぺリクル」というものは歯に密着し保護する働きやカルシウムやミネラルの流失を防ぎ、歯の石灰化を助けるといった良い働きがありますが、反対に細菌やステインを寄せ付けてしまう性質もあります。
過酸化尿素、過酸化水素の殺菌作用によって「ぺリクル」が消失することで、歯周病予防や虫歯予防の効果が得られます。
注意事項について
ホワイトニングの注意事項として、知覚過敏の副作用を伴うことや酸性の飲食物を控えてもらう、1~2日色素沈着の可能性があるものを控えるといったものがあります。
酸性の飲食物を控えてもらう理由としては、歯を保護する「ぺリクル」が消失してしまい、歯の脱灰化が進みやすくなってしまうためです。
知覚過敏の発症を防ぐにはホワイトニング前から知覚過敏予防の歯磨剤を使用することが重要です。
当院では患者様がホワイトニング前に知覚過敏予防歯磨剤「メルサージュ ヒスケア(グレープフルーツ風味)」や「ヒスケアジェル(ソフトミント)」をおすすめしています!
この2つは虫歯予防であるフッ素が高濃度で配合されているので知覚過敏予防と同時に虫歯予防にもおすすめです!
最後に
ホワイトニングには歯の表面の構造を変化させて光の乱反射を起こして白く見せたり、過酸化尿素、過酸化水素による殺菌効果もあります。
心配な知覚過敏もホワイトニング前から予防することで知覚過敏の発症を防ぐこともできます。
この内容を踏まえて、皆さんもホワイトニングをぜひ試してみてください!
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