こんにちは!
札幌市豊平区にある「さっぽろプロケア歯科クリニック」歯科衛生士・ホワイトニングコーディネーターの政岡です。

最近少しずつ寒さも和らいで、すこーしだけ春に近づいているような気がします。
でもまだまだ、乾燥していますので風邪には要注意ですね!

乾燥しているとお口の中も乾燥しがちですが、「唾液」は私たちの体を守る強い味方になっていることはご存知でしたか?

唾液には主に8つの働きがあります。
【消化作用】
唾液に含まれるアミラーゼなどの消化酵素がデンプンや脂肪を分解、消化します。
【円滑作用】
唾液に粘性を与えるムチンが、食物を湿らせ飲み込みを円滑に行えるようにします。
【保護作用】
唾液に含まれるムチンなどのタンパク質は、歯や粘膜に付着し乾燥予防してくれます
【pH緩衝作用】
唾液中の重炭酸イオンには、酸やアルカリを中和する作用があります。
【再石灰化作用】
細菌が産生する酸を中和し、歯を脱灰から防ぎます。
【洗浄作用】
歯や粘膜に付着した食物残渣を洗浄する働きがあります。
【抗菌作用】
細菌の溶解や細菌の増殖の抑制、細菌の破壊に働く成分を含みます。
【溶解作用】
食物を溶解して、味物質を味蕾に届けやすくしています。

このように、唾液ひとつ取ってもこんなに沢山の作用をしてくれているんですね。

唾液をよく出るようにするためには
1. ストレスをできるだけ減らす
2. よく噛むこと
3. こまめに水分を補給する
4. お酒の量を減らすこと

お口の中の不調の原因は、もしかすると唾液の減少にあるかもしれません。
ご自身でもチェックしてみてください!

投稿者: さっぽろプロケア歯科クリニック