【豆知識】つめものの継ぎ目から進行するむし歯
あなたのお家の屋根に隕石が落ちて、穴が開きました。
あなたなら、どちらの方法で修理したいですか?
A:15年経っても錆や劣化が少なく、雨漏りなどで再び修理する可能性が低い画期的な治し方
B:5年も経てば、剥がれたり、錆びたり、劣化が進み、雨漏りのせいで家の中まで修理が必要になる可能性の高い治し方
こんにちは!さっぽろプロケア歯科クリニックのデンタルコーディネーターの筒井さやかです。
隕石なんて落ちてこないと思いますが、
AとBの違いは、歯の治療方法と予後(その病気が将来どうなるかという見通し)の比較に似ています。
もし、お家の修理をB の方法で治したら、必ず状態が悪化しますね。
屋根の修理だけでは足りず、
いろんな場所に水が入ったせいで、壁板やクロスの張替え、柱の交換なんて大事になります。
歯もBのような方法で治したら、どうなるでしょうか。。。
むし歯菌が歯の奥深くまで侵入していますので、歯の神経を取ったり、根っこを大きく削ったり、
最悪の場合は、抜歯することになります。
だから、治療した歯が再びむし歯になったら、
むし歯はなるものだから治ればいいや!なんて、思わないでほしいのです。
こんなふうになってしまっては、いくら後悔しても削るしか出来ないのです。
再治療ができるだけ防げる方法がないか、相談してみてください。
当院では、セラミックなどのつめものを優れた技術で接着できる治療ができます。
見た目はもちろん、
汚れが付きにくいので口臭予防になり、
継ぎ目が分からないほどツルツルに仕上がります。
私たち自身が治療する場合も、これを選びたいと思う方法です。
あなたのお口の中には、継ぎ目がどのくらいあるでしょうか。
ご自身のお口の中をよく知ることから始めてみましょう!
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