抜歯後の注意事項

こんにちは、札幌市南区ときわプロケア歯科クリニック、デンタルコーディネーターの中村です。

本日は歯を抜いた後に注意することについてお伝えします。

 

  • 当日は入浴、飲酒、激しい運動は控えましょう

→上記の行為を行うと血行がよくなり再度出血するおそれがあります。お風呂はシャワーを浴びる程度にしてください。

  • 頻繁にうがいをしすぎないようにしましょう

→抜歯後数時間は唾液に混じって溶けた血が出てくることがありますが、気にしすぎて頻繁に唾液を吐いたりうがいをすると、固まってきた血がはがれたり流れてしまいまた出血してしまうことがあります。

  • 飲食について

→なるべく麻酔が切れてから(2〜4時間程度)飲食しましょう。麻酔が効いている状態で飲食をすると口唇や舌が麻痺していますので、舌や頬を噛んでしまったり熱いもので火傷をしてしまうおそれがあります。食事はなるべく硬い物や辛い物などの刺激物は避けて、軟らかい物など食べやすい物にしましょう。

  • 腫れについて

→2日目をピークに腫れることがあります。温めたり冷やすとしこりが残り、治りが悪くなることがあります。気になる場合は濡れたタオルを当てる程度にしてください。

  • 歯磨きについて

→抜いた所は傷口が開いてまた出血するおそれがありますので触らずに、それ以外の所は通常通りの歯磨きを行ってください。

  • 消毒について

→傷口の状態の確認や消毒を行いますので、翌日に来院してください。

 

抜く歯の場所や生え方、状態によって痛みや腫れなどは個人差があります。

抜歯を行う場合はしっかりと注意事項の説明をしますのでご安心ください。

気になることがある方はお気軽にお尋ねください。

糖尿病と歯周病の関係について

こんにちは、ときわプロケア歯科クリニック歯科医師の松下です。

本日は歯周病と糖尿病の関係についてお話したいと思います。

 

歯周病と糖尿病はお互い強く関連し合っていることは今では有名な話だと思います。

ではなぜ全身の代謝疾患である糖尿病と歯周組織に限局する歯周病に相互関係があるのかというと、その背景には炎症を通してつながるということがわかっています。

 

糖尿病患者がインフルエンザや肺炎を併発し発熱すると血糖値は急激に上昇します。炎症細胞から分泌される炎症物質がインスリンの効きを悪くし血糖値を上昇させます。

生活習慣が原因の2型糖尿病は、脂質を過剰に貯め込み大型化した脂肪細胞が慢性的な脂肪組織の炎症を引き起こしていることが原因の一つと考えられています

一方、歯周病は歯周組織において細菌感染が起こり、免疫細胞から炎症物質が分泌されます。歯周病によりひとたび出血が起これば、細菌や炎症物質は血流にのって全身に運ばれ、その結果糖尿病患者の場合インスリンの効きが悪くなり血糖値の上昇につながります。

 

このように歯周病は細菌感染症による歯周組織の炎症であり、糖尿病は脂肪組織の炎症が背景にあります。いずれの病態にも慢性的に続く微小炎症が存在しており、その際に分泌される炎症物質がインスリンの効きを悪くします。

 

糖尿病のほかに歯周病が悪影響を及ぼすものとして、早産や低体重児出産、脳血管疾患、アルツハイマー、誤嚥性肺炎など多くあります。

口腔は小さな領域ですが、全身疾患にも深く関わっていることから、口腔ケアの大切さを再認識する必要があります。

 

 

以上簡単ではありますが、この機会に口腔ケアに興味をもってもらえれば幸いです。

ではまた次回です、レッツビー歯ッピー!