こんにちは!
札幌市豊平区にある「さっぽろプロケア歯科クリニック」歯科衛生士・健康管理士の政岡です。
今日は一気に雪景色になりましたね。インフルエンザの流行する季節がやってきました。

実は歯周病菌はインフルエンザ感染を重症化させることがわかっています。
歯周病菌はインフルエンザウイルスを粘膜に侵入しやすくする酵素(プロテアーゼやノイラミニダーゼ)を出します。また、歯周病菌由来の酵素は抗ウイルス薬で抑制できないため、口腔内を不潔にしておくとインフルエンザ感染を助長します。
特に免疫力の弱い高齢者は、インフルエンザが重症化する可能性があります。

口腔ケアでインフルエンザを予防しましょう
毎日の口腔ケアで口腔内の細菌数を減らすことがインフルエンザ予防につながります。

口腔細菌は歯の表面だけでなく、舌の上、咽頭などの粘膜にも多く存在します。

インフルエンザの感染経路は、飛沫感染と接触感染があります。
ウイルスに感染しないためには、感染経路を断つことが大切になります。

インフルエンザの基本対策です。

○流行前に、インフルエンザワクチンを接種しましょう。
○うがい、手洗いをこまめにしましょう。
○咳エチケットを行いましょう。
○室内に適度な湿度調節(50~60%)を行いましょう。
○人混みや繁華街への外出を控えましょう。
○十分な休養、バランスの良い食事をしましょう。

投稿者: さっぽろプロケア歯科クリニック