親知らず(智歯)について
こんにちは!
札幌市豊平区にあるさっぽろプロケア歯科クリニックの秋山です。
4月になりましたが札幌はまだまだ寒いですね😵❄️
私は冷え性なので、早く暖かくなってほしいなと思ってます(笑)
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今日は親知らずについてお話します。
当院にも、「親知らずが痛い」「親知らずの周りの歯茎が腫れてる」
などの症状で来院される方が多くいらっしゃいます。
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親知らず(智歯)とは、永久歯の前から8番目の歯です。
完全に歯が生える人もいれば、そうでない人もいます。
それは顎にスペースがあるかどうかで決まり、現代の人はスペースが少ないので埋まったままか、もしくは少しだけ出ている状態がほとんどです。
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親知らず(智歯)は必ず抜かなければならない歯ではありません。
まっすぐ生えているか、完全に歯茎に埋まっている状態であればそのままにしておいてもトラブルは起こりにくいです。
しかし、少しだけ歯が生えている場合は次のようなトラブルが起こる事が考えられます。
・清掃不良
(奥歯で生え方が斜めに生えていたり、少ししか生えていないため、歯ブラシが届かずしっかりと歯磨きができない)
により歯肉の炎症が起こる
・細菌により親知らず周辺の歯周病が進行する
・親知らずが虫歯になる
・さらに手前の7番目の歯が虫歯になる
・歯が押されて歯並びが悪くなる など
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親知らずの痛みが繰り返し出ない場合は、抜かずに抗生剤を投薬して様子をみることもありますが、
何度も痛みを繰り返す場合や予防を考える場合は抜歯をおすすめします。
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抜歯をする際は親知らずの近くを下歯槽管という神経が通っており、そこを傷つけると長期的に麻痺が残る可能性があります。
そのリスクを避けるため、当院では親知らずの状態によりCT撮影を行い、三次元的に神経と親知らずの位置を確認して、安全であることを確認した上で抜歯を行います。
場合によっては大きな病院を紹介させて頂く場合もございます。
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顔が腫れてきた
歯並びが悪くなって来た
奥歯が痛い
今まで奥に見えなかった歯が出てきた
そんな症状がある方は、ご来院をおすすめします。
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