乳歯が虫歯になると??
みなさんこんにちは!
札幌市豊平区にありますさっぽろプロケア歯科クリニック 歯科衛生士の大釜です(^^)
今回は乳歯についてお話しします!
みなさんは乳歯がどんな役割をしているかご存知ですか??
乳歯は大人の歯と同様、食べ物を噛み、栄養をたくわえたり、発音をしやすくするなどの役割があります。
それだけでなく
・乳歯が生えて顎の発育を助け顔の形を整える
・乳歯が生えるところの目印になる
などの役割があります!
″永久歯が生えるところの目印になる″とは…
乳歯が生えて、抜けたあとに永久歯が生えてくるので、目印の役割があります。
抜けるタイミングはある程度順番があります。
そのタイミングに合わずに虫歯などが原因で乳歯が抜けると、永久歯は生える目印を失って歯並びを悪くしてしまう可能性があります。
そのため、乳歯は生え変わるからと虫歯を放置するのは危険です!!!( ; ; )
特に子供は歯ブラシを上手く扱えないので、プラークをしっかり除去することは難しいです(>_<)
虫歯や歯肉炎のリスクも高くなってしまいます。
そんな時には、
・定期検診でのフッ素塗布
・染め出しの実施、歯ブラシの当て方指導
・親御さんによる仕上げ磨き
・キシリトールガムの活用
また、乳歯は永久歯と比べて歯のしくみはほぼ同じですがそれぞれ組織の丈夫さが欠けるため虫歯になりやすいので仕上げ磨き、歯医者でのフッ素塗布は必須です!!
私達、歯科衛生士は歯医者でしか関わることができません(>_<)
そのため、1番身近にいるお母様、お父様が、お子様の仕上げ磨きでお口の健康を守っていくこともとっても大切なんです!!
仕上げ磨きの年齢の目安は0歳(生後6ヶ月)〜12歳の小学校6年生くらいまでは仕上げ磨きが必要です!!
14歳頃で全ての乳歯が永久歯へと生え変わるので、12歳以降も乳歯が虫歯にならないように定期検診に通わせたり、ご自宅でもケア用品に気をつけるなどして予防が重要です!
成長していくにつれ、仕上げ磨きは不要というわけではありませんが、歯磨きの自立、大人の第一歩として徐々に1人で磨かせるというのも大切なことなので陰ながら見守ってあげましょう(^_^)
たかが歯磨きと思うかもしれませんが、歯科衛生士になって私が1番思うのは子供の頃からちゃんと歯磨きすれば良かった、、、、、です。
歯科衛生士になるまでは歯ブラシを適当にしていたので虫歯治療を繰り返していました(^_^;)
お子様のためにも、大人が知識をもってお口の健康をできる限り維持していきましょう!!
さっぽろプロケア歯科でも小児の定期検診を行っています!!お気軽にご連絡ください٩( ‘ω’ )و
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