スポーツドリンクの危険性

こんにちは!

札幌市南区 ときわプロケア歯科クリニック、助手の新山です。

今回は、スポーツドリンクについてお伝えします。

今の時期、スポーツをして汗をかいた後や、部活動をしている中・高校生もスポーツドリンクを飲む機会が多いと思います。

スポーツドリンクは体内から失われた水分の他にミネラルやエネルギーを効率よく補給できるので、高いパフォーマンスを発揮するため必要不可欠なアイテムです。

しかし、炭酸飲料や缶コーヒー・スポーツドリンクなど、清涼飲料水には驚くほどの糖分が入っていて、飲み過ぎには注意する必要があります。今回は清涼飲料水に含まれている糖分の量をご紹介します。

清涼飲料水に含まれる糖分の量

私たちが日頃よく目にする清涼飲料水の、各種類別の糖分含有量を調べてみました。わかりやすいようにg以外にも、14g程度の角砂糖が何個に相当するかを目安に記載します。

炭酸飲料500ml4065g(角砂糖1016個分相当)

コーラやサイダー、フルーツテイストの炭酸飲料は糖分の量がとても多く、500mlのペットボトルで角砂糖10個以上の糖分が含まれています。炭酸は苦みを感じるため、それを補う形で多くの砂糖が使われているのも理由の1つです。

缶コーヒー190ml213.5g(角砂糖13個分相当)

缶コーヒーにも意外と多くの砂糖が使われており、一般的な甘い缶コーヒーで角砂糖およそ3個分、微糖タイプの缶コーヒーでもおよそ1個分の角砂糖に相当する糖分が使われています。缶コーヒー1本あたりの量は少ないものの、1日に何本も缶コーヒーを飲む方は注意しましょう。

スポーツドリンク500ml2034g(角砂糖58個分相当)

一見体によさそうなスポーツドリンクですが、見かけによらず多くの糖分が含まれています。激しいスポーツや汗をかいた後には効率よく水分補給ができますが、多くの糖分も摂取しているので注意が必要です。

果汁100%ジュース500ml5060g(角砂糖1215個分相当)

果汁100%ジュースの中には、果物をしぼったそのままのものではなく、濃縮した果汁を薄めて100%にしている濃縮還元ジュースがあります。濃縮還元の場合、風味や甘味を増すため砂糖が使われている場合があります。また、果汁には果糖も含まれるので、100%ジュースも糖分の摂り過ぎに注意する必要があります。

糖分過多の影響

世界保健機関(WHO)の最新の指針によると、食事以外で1日に摂取してもよい糖分は1日の総カロリーの5%程度が望ましいと発表しています。これは平均的な大人の場合、25g程度となっており、500mlの炭酸飲料や100%ジュースを飲んでしまうと、たった1本で1日の必要摂取量を超えてしまいます。非常に厳しい数値だと思われますが、それだけ清涼飲料水には多くの糖分が含まれていることを理解しましょう。

糖分過多による人体の悪影響と言えば、まず肥満やメタボリックシンドロームになりやすいことがあげられます。糖分はカロリーが高いため、摂取しすぎると余分なエネルギーが体に蓄積していきます。さらに、糖分の摂り過ぎは糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクが高まります。

糖分は私たち人間の生命維持に欠かせないものではありますが、普段の食事から糖分を摂取しているので、食事以外の糖分はごくわずかでも問題ないのです。

スポーツドリンクは歯には天敵

そんなスポーツドリンクも歯からすると実はやっかいな存在なのです。仮にスポーツドリンクのプールに歯が泳いでいたとします。そうすると歯は510分程度で表面にぼこぼこと模様が浮き出てどんどん溶けていき、最後は少し触っただけでもボロボロと形が崩れるくらいのスカスカな状態になってしまいます。その理由はスポーツドリンクのpH値が関係しています。市販のスポーツドリンクはpH3.5前後のものが多く、これは歯が溶け始めるpH5.5よりも強い酸性を示しています。特に乳歯や成熟前の幼若永久歯は大人の歯に比べるとより簡単に溶けてしまいます。また、人に栄養補給をもたらしてくれるスポーツドリンクは口の中の細菌たちにも糖分の補給をしてしまい虫歯のリスクもあげてしまうのです。

意外な落とし穴。ゼロカロリーにも気をつけて!

「知らないうちにカロリーを摂りすぎるかもしれないなんて!」

それならゼロカロリーを選んだら大丈夫だ!と思うかもしれません。

「ゼロカロリー」というのは実は、100ml当たりの成分量が5kcal未満の場合「0」と表示できるため、

全くカロリーがないというわけではないのです。

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水分補給はお水を飲もう

毎日三食しっかり食事をとっている方は、甘いものを飲んだり食べたりしなくても、糖分が不足することはまずありません。逆に喉が渇いたり、普段の水分補給にスポーツドリンクや炭酸飲料などの清涼飲料水を飲んでいたりすると糖分の摂り過ぎになってしまいます。水分補給にはできるだけお水を飲むようにし、1日の糖分摂取量をしっかり守るようにしましょう。

このように清涼飲料水には多くの糖分が含まれており、日常的に飲んでいると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。これを機会に、普段の水分補給はお水を飲む習慣に変えてみてはいかがでしょうか。

では、次回をお楽しみに!

レッツ・ビー・歯っぴー♪

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