顎関節症について

こんにちは、ときわプロケア歯科クリニック歯科医師の松下です。

本日は顎関節症についてお話したいと思います。

 

顎関節症の定義としましては、「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害ないし顎運動異常を主要徴候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包、靭帯障害、関節円板障害、変形性関節症などが含まれている」とされています。

つまり頬や頭の筋肉痛、口の開け閉めの時にカクッと音が鳴ったり痛みがある、口が開かなくなるなどの症状は顎関節症に含まれます。

 

原因によって異なりますが顎関節症の治療としましては、咬み合わせの調整やマウスピースの作製、中には外科的な治療と開口訓練が必要なものもあります。

また、顎関節症の方は日常生活における習慣や行動が増悪因子として働く可能性があるため、生活指導は症状の増悪や、発症、再発を防ぐ意味でも重要になってきます。

具体的には、筋肉や靭帯に負担がかかるため硬いものの摂取を避ける、顎関節に横からストレスが加わるので長時間の頬杖や睡眠時の態勢に気を付ける、脱臼のリスクがあるため急激な大開口を避ける、歯ぎしりやかみしめの原因となるストレスを減らすなどいうことになってきます。

心当たりのある方はまず日常生活を見直されてみると良いかもしれません。

 

余談ですが、福岡県で開業されている全国的に有名な筒井照子先生は「日常生活習慣の中で、無意識で行う様々な習癖がある。この些細な習癖が長期間に及ぶことにより、歯牙を移動し顎顔面系さらに全身において大きな影響を及ぼす。」とおっしゃっています。

頬杖や寝方の悪い癖が原因で顎や歯が押され、顎関節症になったり体の軸がずれ全身症状としても現れてくるという事実があるとのことです。

歯周病と糖尿病などの全身疾患は大きな相互関係があることは今では有名な話ですが、歯や顎のズレ一つで全身の骨格や健康状態に影響がでることもあり、小さな領域ですが口の重要性を改めて実感します。

 

今後は健康を考える上で、大きな要素として現在のご自身の口の中の状態に興味をもってもらえる人が増えたらうれしく思います。

それではまた次回です、レッツビー歯ッピー!

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