親知らずについて

こんにちは、ときわプロケア歯科クリニック歯科医師の松下です。

本日は親知らずについてお話したいと思います。

親知らずは右か左の一番前の歯から数えて8番目の歯で、第三大臼歯や智歯、wisdom teethと呼ばれます。

親知らずが生えるのは10代後半から20代前半で、親に知られることなく生えることからこのように呼ばれています。 個人差はありますが、一般的には上下左右一本ずつで合計4本あります。

生えてない方もレントゲンを撮ってみると実は埋まっているということもよくあります。

親知らずは一番奥にあることから清掃がとても難しいです。 虫歯になりやすい、生える途中で歯茎に炎症を起こしやすい(智歯周囲炎)、正しい方向に生えてこず斜めや真横を向いて生えているなどの問題点があります。

親知らずは抜いたほうがいいのかというお話ですが、正常に生えて機能をしている場合は無理に抜く必要はなく、場合によっては土台や移植のために残しておいた方がいいこともあります。しかしそのような人は少数派で多くの人は何かしらの問題点があり、歯並びにも悪影響を及ぼすと言われています。

では抜いた方がよい親知らずとはどのような場合か。

①虫歯

先ほどもお話した通り親知らずの管理は難しく、虫歯になっている場合は親知らずの影響で手前の歯も虫歯になってしまうということがあります。一番奥の歯であるということから治療自体も難しいです。

②親知らずが生えきっておらず、歯茎が何度も腫れる

親知らずが中途半端に生えていて食べ物がつまりやすい状態で、不潔な状態が続くことで歯茎が何度も腫れ痛みが生じてしまう。これは智歯周囲炎と呼び、ひどい場合には顔が腫れたり口が開けにくいといった症状がでます。

③下の親しらずが横を向いて生えている

生え方の性質上、下の親知らずは真横を向いて生えているということがあります。この場合は虫歯にも智歯周囲炎にもなりやすく、最悪前の歯の根を圧迫して根が吸収されてしまうことがあります。進行が著しい時は前の歯を抜かなくてはいけなくなります。

他にも矯正のための抜歯や埋まっていても膿の袋が認められる場合などあります。

親知らずに関してはその人の生え方や親知らずの状態、清掃状態、残っている歯の数など様々なことを総合的に考え、必要か抜いた方がいいのか判断していきます。

口の中の状態は人それぞれですので、悩みのある方はまずはご相談いただければと思います。

以上簡単ではありますが、また次回です。 レッツビー歯ッピー!

歯磨剤と歯ブラシの種類

こんにちわ!

札幌市南区 ときわプロケア歯科クリニック 助手の新山です。

今回は、歯磨剤と歯ブラシの種類についてお話ししたいと思います。

皆さんは歯磨剤や歯ブラシを選ぶ時、何を基準に選びますか?

メーカー、デザイン、味、硬さ、金額…

歯磨剤も歯ブラシも今はとても種類が多く、どれがいいのか、何を使えばいいのかわからないと言う方も多いと思います。

虫歯予防、歯周病予防、ステイン除去、知覚過敏、口臭…

そんな時は、かかりつけの歯科の衛生士さんに相談する事をお勧めします。

衛生士さんは、お口の中の状態や汚れの残り方、また悩みの内容などから、様々な種類の中から適したものを教えてくれます。

大人だけではありません!

小さなお子様のものでも、多くの種類がありますので、是非、ご相談下さい。

ご家庭でのホームケアに必要なアイテムが揃ったピカピカセットやシンプルなデザインのものや、キャラクターデザインの電動歯ブラシもありますので、是非手に取ってご覧ください。

毎日お使いになる歯磨剤や歯ブラシ、より適したものをお使い頂き、より良い口腔内環境にすることで、歯を失うことなく維持していけると将来お食事に困ることなく過ごせると思います。

是非、当院の歯科衛生士にご相談下さいね!

かかりつけ歯科

こんにちは。

札幌市南区ときわプロケア歯科クリニック、デンタルコーディネーターの中村です。

最近テレビやインターネットなどで歯科に関する様々な情報が提供されているため、患者様の歯科治療やご自身の口腔内への関心が以前よりも高まっている様に感じます。

8020運動をご存知の方も増えています。

8020運動とは20本以上の歯が残っていれば食生活にほぼ満足することができると言われていることから「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

実際に8020達成率は数年前に比べると確実に増加しています。

厚生労働省の調査によると開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本)でしたが、2005年の達成率は21.1%、2016年の達成率はなんと51.2%になっています。

生涯を通じて口腔内の健康を維持するためには、継続的に適切な治療や管理を提供し、いつでも相談に応じてくれたり、指導をしてくれる身近な「かかりつけ歯科医」がいることはとても重要です。

かかりつけ歯科医とは・・・安全・安心な歯科医療の提供のみならず医療・介護に係る幅広い知識と見識を備え、地域住民の生涯に亘る口腔機能の維持・向上をめざし、地域医療の一翼を担う者としてその責任を果たすことができる歯科医師をいいます。(日本歯科医師会HPより)

かかりつけ歯科医が担う役割・・・

・  患者の乳幼児期から高齢期までのライフステージに応じた継続管理や重症化予防のための歯科医療の提供および保健指導を行い、口腔や全身の健康の維持増進に寄与すること

・  住民のために行政や関係する各団体と共に歯科健診などの保健活動等を通じ口腔保健向上の役割を担う

・  地域の関係機関や他職種と連携し、通院が困難な患者様にさまざまな療養の場で切れ目のない在宅歯科医療や介護サービスを提供するとともに地域包括ケアに参画すること

かかりつけ歯科医が担う具体的な役割・・・

・ 重症化予防のための必要な初期治療および継続的な疾病管理

・ 行政や後方支援機能を有する医療機関、近隣の医科医療機関などの関係機関と連携する中で他職種との連携を図る

・ 歯科診療を通じた認知症や児童虐待の早期発見と関連機関との連携

・ 介護保険施設等の協力歯科医療機関として関与

などがあります。(日本歯科医師会HPより一部抜粋)

「かかりつけ歯科医」について日本歯科医師会のHPよりご紹介させていただきました。

少し話は変わりますが、全国に歯科医院は約7万件あり、コンビニよりも多いと言われています。

コンビニは近距離にあちこち沢山あるイメージなのでそれよりも歯科医院が多いと聞くととてもビックリしますよね。

そんな数ある歯科医院の中から当院に来院していただけることに感謝し、これからも日々勉強や練習を続け、適切な治療や管理を提供し、皆様が安心して通っていただける医院にしていきたいと思います。

お困りのことがあればご相談ください。

そして悪くなってから「治す」ではなく、今ある歯を「守る」ため、悪くならないための予防が大切です。定期健診でお口の健康を守っていきましょう。

お待ちしております。それではまた次回です、レッツビー歯っぴー!

こんにちは。札幌市南区にあります、ときわプロケア歯科クリニック 歯科医師の今多です。今回は、歯科と認知症についてお話したいと思います。

 皆さん認知症についてはご存じかと思います。現在日本で認知症に罹患している人は500万人弱いると言われています。65歳以上の高齢者人口は約3600万人と言われておりますので、大まかに計算すると高齢者の7人に1人は認知症と言えるかもしれません。日本は今後、さらに高齢者人口の割合が増えていくと言われていますので、認知症の患者さんを診る機会はどんどん増えていくと考えられます。そんな認知症と歯科にまつわるお話を、日本訪問歯科協会のHPを参考にご紹介していきます。

 認知症の方の特徴として、症状が重いほど口の中の状態が悪いという報告があります。つまり、噛むことができない人ほど認知症の症状が重い傾向があるということです。噛むことによって脳への血流量が増え、脳の働きを活発化させます。よく噛むことが、認知症の発症の予防の一つの鍵であると予想されています。また、よく噛むことができれば多くの食材を食べることができ、それは健康に必要な栄養素を充分に摂取することにつながります。

 では、噛むことで得られる効果とはどんなものでしょうか。その一つに転倒防止効果があると言われています。スポ―ツをしているとき、重いものを持ち上げるとき、力を入れて作業をするとき、無意識のうちに歯を食いしばると思います。入れ歯を入れているときはそんなことないのに外すと躓きやすくなるということも、上下の歯がかみ合わないために踏ん張りがきかないことを示唆しています。

 それでは、そんな噛むことを助ける口腔ケアについてご紹介します。口腔ケアは3つの要素からなっており、①口腔衛生、②口腔機能の向上、③口腔環境の維持・改善 です。口腔ケアを行う場合、この①~③のどれを対象にするのか、そしてどのような目的をもって行うのかが重要になってきます。

 患者さんの自立度(ほぼ自立、部分介助、前介助)に応じて口腔ケアをどの程度介入するか変わります。ほぼ自立している方に対しては、セルフケアにプラスして、デンタルフロスなどの補助用具での指導を行い①衛生 を維持または改善していくことを目的とした介入となります。

 部分介助の方に対しては、セルフケアだけでは足りない部分の仕上げ磨き等の①衛生 へのアプローチに加え②機能(咀嚼、嚥下、発音) へのアプローチが必要となってきます。

 全介助の方に対しては、まず③環境 の確保を行い、そのうえで①衛生、②機能へのアプローチを考えます。例えば口腔乾燥がある患者さんでは、そのままでは清掃は困難なため、常時の保湿状態という環境づくりから始まります。このように、口腔ケアで介入することにより噛むことのサポートをすることで認知症の症状悪化を防ぐ助けとなります。

いかがでしたか。認知症は予防法や治療法が確立されていない病気です。上手に付き合っていくことが現状では大事なのではないでしょうか。それではまた次回です!レッツビー歯ッピー!

歯科医院のレントゲン被ばくについて

 こんにちは、ときわプロケア歯科クリニック歯科医師の松下です。 本日は歯科医院で用いられるレントゲンの被ばくについてお話したいと思います。

 当院では大きく分けて3種類あります。口の中にフィルムを入れて撮るレントゲン、顔の全体をみるパノラマ、3次元的に画像を見ることができるCTがあります。 それぞれ一回あたりの被ばく量は口腔内レントゲンで約0.01ミリシーベルト、パノラマで約0.03ミリシーベルト、歯科用CTで約0.1ミリシーベルトです。

シーベルトとは人体に与える放射線の影響の単位で、たとえとして、飛行機で東京とニューヨークを一往復したときに約0.2ミリシーベルトの被ばく、日本人一人当たりの年間被ばく量は1.5ミリシーベルトと言われています。 歯科医院でのレントゲンでの被ばく量としてはごく微量だということがお分かり頂けると思います。  

以下全国歯科大学歯学部付属病院診療放射線技師連絡協議会HPに掲載されているFAQをご紹介します。

Q.歯の治療をするためにX線写真を10枚も撮影されました。もし妊娠している場合大丈夫でしょうか?

A.歯のX線撮影をする場合には、局所的に治療する歯を対象としておりますので、X線は直接生殖腺には届きませんから安心です。散乱線として微量検出できるだけです。また、撮影時に防護エプロンを使用しますが、使用しなくても生殖腺に届く散乱線は極々微量ですのでご心配いりません。防護エプロンを使用するのは患者さんの心理的な恐怖心を和らげることが主な目的ですが、もちろん散乱線を撮影目的部位以外に当てないという目的もあります。しかし、散乱線の量は極めて少ないので、それによる身体への影響は心配いりません。なぜなら、散乱線の量というのは我々が日常で浴びてる自然放射線と同じようなレベルの量しかないためです。もし、患者さんが妊娠しいたとしても、実際には胎児に影響が及ぶことはないと考えられます。

Q.この前X線写真を撮ってもらったばかりですが、子供が虫歯の定期健診でまた撮影しても大丈夫でしょうか?

A.虫歯の治療を続けていく場合には、その都度X線写真によってその変化を定期的に検査していく必要があります。被ばくのことがご心配のようですが、X線検査も一回の被ばく量は非常に微量で、歯の写真を何度も撮ったからといって、身体に影響が出るようなことは考えられませんのでご心配は無用です。

Q.先日CT検査で上顎洞を撮影してもらったのですが、CTは被ばく量が多いと聞いているのですが本当でしょうか。

A.CT検査は普通の頭のX線撮影よりも線量が多いことは事実です。しかし、上顎洞の病気検査では、通常のX線写真ではわからないことも多く、CT検査により正確な診断をすることが可能です。重大な疾患が疑われる場合にCT検査をためらう必要はありません。

  被ばく量は少ないに越したことはありませんが、歯科のレントゲン撮影は正しい診断にとって不可欠なものです。人体に悪影響を及ぼすほどのものではありませんので、ご理解ご協力をお願いいたします。 それでも不安な点がございましたら気軽にスタッフにご相談いただければと思います。 以上簡単ではありますが、参考になれば幸いです。 それではまた次回です、レッツビー歯ッピー!

スポーツドリンクの危険性

こんにちは!

札幌市南区 ときわプロケア歯科クリニック、助手の新山です。

今回は、スポーツドリンクについてお伝えします。

今の時期、スポーツをして汗をかいた後や、部活動をしている中・高校生もスポーツドリンクを飲む機会が多いと思います。

スポーツドリンクは体内から失われた水分の他にミネラルやエネルギーを効率よく補給できるので、高いパフォーマンスを発揮するため必要不可欠なアイテムです。

しかし、炭酸飲料や缶コーヒー・スポーツドリンクなど、清涼飲料水には驚くほどの糖分が入っていて、飲み過ぎには注意する必要があります。今回は清涼飲料水に含まれている糖分の量をご紹介します。

清涼飲料水に含まれる糖分の量

私たちが日頃よく目にする清涼飲料水の、各種類別の糖分含有量を調べてみました。わかりやすいようにg以外にも、14g程度の角砂糖が何個に相当するかを目安に記載します。

炭酸飲料500ml4065g(角砂糖1016個分相当)

コーラやサイダー、フルーツテイストの炭酸飲料は糖分の量がとても多く、500mlのペットボトルで角砂糖10個以上の糖分が含まれています。炭酸は苦みを感じるため、それを補う形で多くの砂糖が使われているのも理由の1つです。

缶コーヒー190ml213.5g(角砂糖13個分相当)

缶コーヒーにも意外と多くの砂糖が使われており、一般的な甘い缶コーヒーで角砂糖およそ3個分、微糖タイプの缶コーヒーでもおよそ1個分の角砂糖に相当する糖分が使われています。缶コーヒー1本あたりの量は少ないものの、1日に何本も缶コーヒーを飲む方は注意しましょう。

スポーツドリンク500ml2034g(角砂糖58個分相当)

一見体によさそうなスポーツドリンクですが、見かけによらず多くの糖分が含まれています。激しいスポーツや汗をかいた後には効率よく水分補給ができますが、多くの糖分も摂取しているので注意が必要です。

果汁100%ジュース500ml5060g(角砂糖1215個分相当)

果汁100%ジュースの中には、果物をしぼったそのままのものではなく、濃縮した果汁を薄めて100%にしている濃縮還元ジュースがあります。濃縮還元の場合、風味や甘味を増すため砂糖が使われている場合があります。また、果汁には果糖も含まれるので、100%ジュースも糖分の摂り過ぎに注意する必要があります。

糖分過多の影響

世界保健機関(WHO)の最新の指針によると、食事以外で1日に摂取してもよい糖分は1日の総カロリーの5%程度が望ましいと発表しています。これは平均的な大人の場合、25g程度となっており、500mlの炭酸飲料や100%ジュースを飲んでしまうと、たった1本で1日の必要摂取量を超えてしまいます。非常に厳しい数値だと思われますが、それだけ清涼飲料水には多くの糖分が含まれていることを理解しましょう。

糖分過多による人体の悪影響と言えば、まず肥満やメタボリックシンドロームになりやすいことがあげられます。糖分はカロリーが高いため、摂取しすぎると余分なエネルギーが体に蓄積していきます。さらに、糖分の摂り過ぎは糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクが高まります。

糖分は私たち人間の生命維持に欠かせないものではありますが、普段の食事から糖分を摂取しているので、食事以外の糖分はごくわずかでも問題ないのです。

スポーツドリンクは歯には天敵

そんなスポーツドリンクも歯からすると実はやっかいな存在なのです。仮にスポーツドリンクのプールに歯が泳いでいたとします。そうすると歯は510分程度で表面にぼこぼこと模様が浮き出てどんどん溶けていき、最後は少し触っただけでもボロボロと形が崩れるくらいのスカスカな状態になってしまいます。その理由はスポーツドリンクのpH値が関係しています。市販のスポーツドリンクはpH3.5前後のものが多く、これは歯が溶け始めるpH5.5よりも強い酸性を示しています。特に乳歯や成熟前の幼若永久歯は大人の歯に比べるとより簡単に溶けてしまいます。また、人に栄養補給をもたらしてくれるスポーツドリンクは口の中の細菌たちにも糖分の補給をしてしまい虫歯のリスクもあげてしまうのです。

意外な落とし穴。ゼロカロリーにも気をつけて!

「知らないうちにカロリーを摂りすぎるかもしれないなんて!」

それならゼロカロリーを選んだら大丈夫だ!と思うかもしれません。

「ゼロカロリー」というのは実は、100ml当たりの成分量が5kcal未満の場合「0」と表示できるため、

全くカロリーがないというわけではないのです。

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水分補給はお水を飲もう

毎日三食しっかり食事をとっている方は、甘いものを飲んだり食べたりしなくても、糖分が不足することはまずありません。逆に喉が渇いたり、普段の水分補給にスポーツドリンクや炭酸飲料などの清涼飲料水を飲んでいたりすると糖分の摂り過ぎになってしまいます。水分補給にはできるだけお水を飲むようにし、1日の糖分摂取量をしっかり守るようにしましょう。

このように清涼飲料水には多くの糖分が含まれており、日常的に飲んでいると肥満や生活習慣病のリスクが高まります。これを機会に、普段の水分補給はお水を飲む習慣に変えてみてはいかがでしょうか。

では、次回をお楽しみに!

レッツ・ビー・歯っぴー♪

口臭について

こんにちは。

札幌市南区ときわプロケア歯科クリニック、デンタルコーディネーターの中村です。

 

本日は口臭についてお話しいたします。

 

当院では初めて来院される方に初診カウンセリングを行っており、気になる症状についてお伺いするのですが、その際口臭が気になると言う方がとても多いと感じます。

ご自身で気になる方もいればご家族から言われるという方もいます。

 

口臭には大きく分けて5つの種類があります。

 

<生理的口臭>

誰にでもあるニオイで起床直後、空腹時、緊張時などは特に強くなります。

唾液の分泌が減少し細菌が増殖して口臭の原因物質が増えます。しかし歯みがきや食事、水分補給をすることで唾液量が増加し口臭は弱まります。

また女性の生理、妊娠時などホルモンバランスの変化や、思春期、更年期などホルモンが変調するときも口臭が強くなることがあります。

 

<飲食物・嗜好品による口臭>

ニンニク、ネギなどの食品、タバコ、お酒による一時的な口臭で、時間の経過とともにニオイはなくなります。

 

<病的口臭>

鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で起こる口臭や、う蝕(むし歯)、歯周病、歯垢、歯石、舌苔、唾液の減少、不適歯冠修復物、歯冠修復物の脱離、義歯の清掃不良など口の中が原因で起こる口臭。

 

<ストレスによる口臭>

ストレスにより唾液の量が少なくなると口の中が臭くなります。

 

<心理的口臭>

実際には臭っていなくても、自分自身で強いニオイがあると思いこんでいる人もいます。

 

 

実は口の中の原因が口臭全体の90%を占めていると言われています。

口の中の原因についてもう少し詳しくお伝えしたいと思います。

 

う蝕→食べかすや虫歯菌がむし歯の穴の中にたまると細菌が繁殖してニオイが強くなります。さらにむし歯が進行するとタンパク質でできている歯の神経まで到達します。このときたんぱく質が腐敗して口臭の原因になります。

 

歯周病→歯周病菌が増殖する際には細胞や血液などのたんぱく質を分解します。その時に「メチルメルカプタン」というガスを発生させそれが口臭の原因となります。

 

ドライマウス→ストレスや緊張、体質や薬剤の副作用などさまざまな原因により唾液の分泌量が少なくなり口の中が乾燥する病気のことです。唾液が十分に出ないと口の中で細菌が増殖し口臭の原因となります。

 

不適歯冠修復物→被せ物や詰め物と歯の間にすき間ができている場合、わずかなすき間でも汚れや細菌が溜まり口臭の原因になります。

 

 

口臭の対策

・口臭の原因となる歯垢や歯石の除去

歯科医院での歯周治療と、ご自身での歯ブラシやフロスなどでのセルフケアが大切です。

・虫歯治療や不適歯冠修復物の治療

・ドライマウスが気になる方は、こまめに水分補給をしたり、マウススプレーでお口のうるおいを保つ

・唾液腺マッサージや舌のストレッチで唾液の分泌を促す

・舌用のブラシで舌苔を除去

 

口臭が気になる方はご相談ください。しばらく歯科医院へ行っていない方も虫歯のチェックや、歯垢や歯石除去をしてスッキリしませんか?

お待ちしております。

それではまた次回です。レッツビー歯ッピー!

歯周病と糖尿病について

こんにちは!札幌市南区にありますときわプロケア歯科クリニック 歯科医師の今多です。今回の豆知識ブログのテーマは「歯周病と糖尿病」です。

 

歯周病と関係する様々な全身疾患の中で、最たるものが糖尿病です。歯周病は糖尿病に影響を与え、糖尿病は歯周病に影響を与えるという双方向の関係があることが証明されつつあります。

 

まず、糖尿病とはどんな病気なのでしょうか。よく糖尿病は生活習慣病だ、とかⅠ型とⅡ型がある、なんて言うのはテレビで聞いたこともあると思います。専門的な用語を使うと、糖尿病は「インスリン分泌障害とインスリン抵抗性によるインスリンの作用不足で生じる慢性の高血糖状態と臓器障害を主体とする」病気と言えます。インスリンというのは、血糖値を下げる役割をするホルモンです。ですので、インスリン分泌障害はインスリンの出が悪くなること、インスリン抵抗性はインスリンの効き目が悪くなると考えて頂ければよいかと思います。インスリンの出が悪かったり効き目が悪かったりすると、血糖値が適切な値まで下がらず高血糖状態となるのです。高血糖状態が続くことで、様々な臓器に障害が出るというわけです。日本では糖尿病患者は950万人、その予備軍は1100万人と言われており(合計2050万人!)、日本人の人口の16%程度となります。

 

では、歯周病との関係をご紹介しましょう。まず、歯周病が糖尿病にどのように影響を与えているのかをお話しします。歯周病に罹ると、歯肉は歯周炎という炎症を起こした状態になります。炎症を起こす物質は血液を介して全身を巡ります。実は、この炎症物質は糖尿病で生成される炎症物質と共通のものが数種類あります。その共通する炎症物質がインスリンの効きを悪くしてしまう作用があるのです。すると、血糖値がうまく下がらずに高血糖状態となってしまいます。高血糖状態が続くと、老化にかかわる生成物が血液中に生まれてしまうのです。

今度は糖尿病が歯周病に与える影響についてです。炎症物質には糖尿病と歯周病で共通のものがあるというのは前述の通りです。そして、この炎症物質は歯周炎に罹患している歯の周りの骨を溶かす作用があります。

このように、歯周病と糖尿病は炎症物質が共通していることから、歯周病が糖尿病を悪化させ、悪化した糖尿病はさらに歯周病を悪化させるという悪循環を生んでしまうのです。

 

したがって、糖尿病の治療に食習慣や運動など生活習慣の改善のほかに歯周病の治療は非常に有効な一手となります。また、日ごろから歯周病ケアをすることで新たに糖尿病にかかるリスクを抑えることもできるのです。

 

いかがでしたか。今回は歯周病と糖尿病についてのお話をしました。お口の中を健康に保つことで、体も健康に保てる良い例ですね!それではまた次回です!レッツビー歯ッピー!

 

様々なブラッシング法について

こんにちは、ときわプロケア歯科クリニック歯科医師の松下です。

本日は様々なブラッシング法を紹介したいと思います。

 

【1】毛先を主に使う方法

◆スクラビング法

簡単で刷掃効果も高くブラッシングの基本です。毛先を歯に直角に当て弱く加圧し、ゴシゴシと小刻みに動かします。歯ブラシはペンを持つように持ち、軽く当てることが重要です。ブラッシング圧が強すぎると歯茎が下がったり、歯の根元が削れてしまうので注意が必要です。

 

◆フォーンズ法

刷掃効果が高く、操作が簡単なため小児や身体障害者に適した方法とされています。上下の前歯の先端と先端を合わせた状態で、ブラシを歯面に直角にあて上下の歯を同時に円を描くように磨きます。

 

◆バス法

歯と歯の間、歯と歯茎の間、歯周ポケット内など清掃困難な部位を狙った磨き方ですが操作は難しいとされています。毛先を歯に対して45度の角度で、歯と歯茎の間に少し挿入して、数ミリの範囲で前後もしくは左右に小刻みに振動させるように動かします。

毛先はあまり動かさないようにします。歯周疾患の治療の一部として取り入れられ、軟らかいブラシが適しています。

 

◆一歯ずつ縦磨き法

前歯の不正歯列に効果的で、歯と歯の間もある程度清掃できますが時間がかかります。

その名の通り歯ブラシを縦に入れ、歯面に直角に当てたまま上下に小刻みに動かします。

一つの歯を3つのエリアに分け、左、真ん中、右と分割してそれぞれブラッシングします。

 

【2】歯ブラシの脇腹を主に使う方法

◆ローリング法

毛先を歯根方向に向け、歯茎にブラシの脇腹を当てて力を加えながら歯の頭の方向に回転させる。歯面清掃と歯茎の清掃を同時に行う方法ですが、歯と歯茎の間の清掃効果は低いです。

丁寧に行えば歯と歯の間の清掃効果は高いです。

 

◆スティルマン法、スティルマン改良法

歯茎のマッサージを目的とした方法。毛先を歯根の方向に向け毛束の側面を歯茎に当て、圧迫振動で歯茎をマッサージする。改良法はそこからローリング法で歯の頭の方向に回転させ、歯茎のマッサージと歯の清掃を連動して行います。歯周疾患の治療やメインテナンスに効果的ですが、やや熟練を必要とします。

 

◆チャーターズ法

これも歯茎のマッサージを主目的とした方法ですが、スティルマン法とブラシの当て方が逆になります。毛先を歯の頭方向に向けたままブラシの脇腹を歯茎に当て圧迫振動を行います。歯茎の炎症が激しい時に使われます。

 

◆ゴットリーブの垂直法

歯と歯の間の歯茎のマッサージ効果と清掃性に優れています。歯と歯茎の間に毛先をあてて毛束を少したわませます。そのまま歯と歯の間に毛先を挿入し、上下左右に加圧振動させ歯肉マッサージを行います。毛束は少し長く硬めがやりやすいとされています。

 

以上主なブラッシング方法を紹介させてきました。

スクラビング法が一番プラークの除去には適していると言われていますが、目的に合わせて組み合わせていく必要があると思います。

 

では簡単ではありますが、参考になれば幸いです。

また次回です、レッツビー歯ッピー!

歯間ブラシとフロスの使い分け

こんにちは!

札幌市南区にあります、ときわプロケア歯科クリニックの助手の新山です。

今回は歯間ブラシとフロスについてお話しいたします。

皆さんは、歯間ブラシとフロスを使っていますか?

さらに、使い分けていますか?

実は、歯ブラシだけでは汚れは落ちません。

歯ブラシでしっかり磨いているつもりでも、実は60%しか汚れを落とせていないことが研究結果でわかっています。

歯と歯の間の汚れは歯ブラシの毛先が入りにくいため、汚れが残って虫歯や歯周病の原因になります。

そんな歯と歯の間の汚れを落とすための補助道具として歯間ブラシとデンタルフロスがあります。

では、いったいどちらを使ったらよいのでしょうか?

結論から述べると、どちらも使った方が良いです。

歯ブラシは歯の表面の汚れを落とすことはできますが、歯と歯の間の汚れをきれいに掻き出すことは難しいため、歯間ブラシとフロスが必要なのです。

歯間ブラシは、歯と歯の隙間やブリッジの下の汚れを掻き出すことができます。ブラシ状になっているので、広い隙間を清掃するのに最も適しています。歯周病などで、歯肉炎が下がっている方の場合、歯の根が露出してしまっていたり、歯と歯の間の隙間が広くなってしまっていますので、歯間ブラシを使って通常の歯ブラシでは届かない隙間まで清掃する必要があります。特に歯の根の部分は、硬いエナメル質とは違い虫歯に弱い部分なので、歯間ブラシを毎日通して頂くことが理想的です。

また、歯間ブラシにはサイズが数種類あり、隙間の大きさに合わせて使う必要がありますので、しっかりとサイズ確認をして使うことが大切です。

フロスは糸状なので、歯と歯の接点や狭い隙間、ブリッジの下から一通り掃除することができます。歯が重なってしまって歯ブラシや歯間ブラシが全く入らない部分でも、しっかり掃除することができます。また、ある程度歯周ポケットの中まで通して掃除をすることができるため、歯周病の予防にも効果があると言えます。

フロスには、持ち手の付いたホルダータイプとご自身の指に巻きつけて使う糸巻きタイプの2種類あります。扱いが少々難しいため、歯科衛生士の指導を受けることが良いと思います。

歯間ブラシやフロスを使うことで、歯垢除去効果がアップすることや、虫歯や歯周病予防にも繋がります。また、口臭の予防や改善にもなります

是非皆さんも歯間ブラシとデンタルフロスを使い分け、虫歯と歯周病予防をして、健康な生活を送って下さいね!

また、歯間ブラシのサイズにお困りの方は、当院の歯科衛生士までお尋ね下さい。