こんばんは!

札幌市豊平区にあるさっぽろプロケア歯科クリニックの秋山です。

 

連日の暑い日も落ち着き、夏の終わりを感じていますが、

皆さんはどのような夏を過ごされましたか🌻

私は夏らしいことといえば、積丹に行って綺麗な海を見てウニ丼を食べました🍴

 

さて、先月の話になるのですが、

私が研修医時代にお世話になっていた、JR札幌病院の歯科口腔外科で月に1度開催されている「創成川DC」という勉強会に、院長の野村先生と参加しました!

これはJR札幌病院の先生方が有志で行っているもので、歯科医師の先生だけではなく、医師の先生方も演者として来てくださり、とてもためになるお話を毎回聞かせていただけます😊

 

今回の演題は「BRONJ」についてでした。

皆さんはこの言葉を耳にしたことがありますか?

BRONJとはBP-Related Osteonecrosis of the Jawの略称で、ビスフォスフォネート関連顎骨壊死のことです。

これは、がんの骨転移や骨粗鬆症の患者さんに使用されるビスフォスフォネートというお薬が、顎の骨を壊死させてしまう事例があるというものです。

この講義を聞いて改めて感じたのは、歯科医師をはじめとして歯科医院で働く私たちは、患者さんの全身の状態をしっかりと知っていなければならないということです。

私たちは、診療室では患者さんのお口の中を見ることがほとんどですが、患者さんの体調(血圧や血糖値など)や飲んでいる薬(今回の議題であるビスフォスフォネート以外でも)によっては、どんなに良い治療をしたくてもそれが危険な行為になる可能性もあります。

 

安心安全に、そして質の良い治療を提供させていただくためにも、皆さんのお口の中の健康のみならず、全身の健康を目指していきたいと思っております🙌

そのために、ご病気や飲んでいるお薬についてお伺いすることもあるかもしれませんが、よろしくお願い致します。

投稿者: さっぽろプロケア歯科クリニック