ジンジパインについて

こんにちは、ときわプロケア歯科クリニック歯科医師の松下です。

本日は歯周組織の破壊に関係するジンジパインというタンパク質分解酵素についてお話したいと思います。

歯周病という言葉はよく耳にされることはあると思いますが、歯周病は細菌感染症であり、歯周病原菌に感染することで発症します。

感染経路は親や友人からなど様々です。

歯周病原菌の中で代表的な細菌の一つにPorphyromonas gingivalis(ポルフィロモナス ジンジバリス、以下P.g)という細菌がいます。

P.gは様々な病原因子をもっており、数百種類いると言われている口腔常在菌の中でも最も病原性を示します。

P.gの病原因子の中でも特に強力なものはジンジパインというタンパク質分解酵素です。

タンパク質分解酵素とはその名の通りタンパク質を分解するものです。

タンパク質はアミノ酸が鎖状につながってできており、この鎖を切って短いタンパク質であるペプチドにすることをタンパク分解と言います。

P.gは歯周組織内部に潜り込み、このタンパク質分解酵素が歯周組織を破壊し歯周病を進行させます。

パイナップルやパパイヤのフルーツが固い肉を柔らかくするのは、これらのフルーツにタンパク質分解酵素がが含まれるためです。

歯周病は様々な全身疾患との関連があると言われていますが、認知症との関係性もこれまで指摘されてきました。

アルツハイマー病の患者の脳内からP.gが多量にみつかっているという報告があります。

脳内でもタンパク質分解酵素であるジンジパインが脳の神経細胞を変性させて認知症を発症させるというものでした。

新開発のジンジパイン阻害薬によりアルツハイマー病が治療できる可能性もしめされています。

多量のP.gが脳内に移行するのは重度の歯周炎患者だけと考えられるので、P.gをもっていれば誰もが認知症になるということではありませんが、やはり普段からの口腔ケアが他の全身疾患の予防という観点からも重要になってきます。

歯周病治療を行えば細菌数を減らすことはできます。

しかし残念ながら特定の細菌を駆逐することやその人の口腔内の細菌の種類を変えることは現在では難しいのです。

歯周病治療直後は大幅に細菌数は減りますが、半年以内にはまた増加してしまいます。

なので一度減った細菌の量をまた増やさないようにするために歯科医院での定期管理が必要になってきます。

以上簡単ではありましたがジンジパインというタンパク質分解酵素についてお話させていただきました。

それではまた次回です、レッツビー歯ピー!!

8020運動

札幌市南区 ときわプロケア歯科クリニック 助手の新山です。

今月は、8020運動についてお伝えしたいと思います。

1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」というのが、8020運動です。20本以上の 歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動 が始まったそうです。

8020は夢ではない

日本歯科医師会では、高齢になっても豊かに楽しく過ごしていただくために、いつまでも自分の歯で、自分の口から食事をとることが最も大切なことであると考えて、診療所や地域におけるいろいろなお口の健康を保持・増進する活動によって8020運動を推進しています。

8020達成率は、運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本)でしたが、厚生労働省の調査(2005年(平成17年)歯科疾患実態調査)では、80歳~84歳の8020達成率は21.1%で、85歳以上だと8.3%にまで伸びたそうです。また、厚生労働省の「健康日本21」では中間目標として8020達成率20%を掲げましたが、2007年(平成19年)に出された中間報告では、それを上回る25%を達成したとのことです。

その後、2017年6月に厚生労働省が発表した歯科疾患実態調査(2016年調査)では、達成者が51.2%までになったそうです。歯を失う原因で最も多いのが歯周病です。生活習慣病と言われるこの病気は、初期を含めると成人の80%以上がかかっています(厚生労働省平成17年歯科疾患実態調査)。日頃の仕事の忙しさに任せて、“暴飲暴食”や“不規則な生活”など、日常の生活習慣の乱れが歯周病につながりますので、毎日のチェックが重要です。

個々の自覚が大事で、予防はやる気から始まります。歯磨きなど毎日のお手入れと併せて、歯科医院に定期的に通う習慣をつけていくことが歯を残していく上で最も大切なことです。

そして、「食べた後や寝る前に磨く」といった基本的なことも忘れてはいけませんが、例えば、歯磨きなどの正しい方法や、歯磨きなどと併用すると良いオーラルリンス等の使い方など、是非スタッフまでご相談して下さいね。

8020健康長寿社会の実現に向けて

現在、日本歯科医師会は、8020運動の次なるステップとして、「8020健康長寿社会」の実現を目指しています。それは、歯周病等の重症化を防ぎ、8020達成者を増やし、健康長寿社会を目指すということです。

8020達成者は非達成者よりも生活の質(QOL)を良好に保ち、社会活動意欲があるとの調査結果や、残っている歯の本数が多いほど寿命が長いという調査結果もあります。

8020が達成できなくても…

仮に8020を達成できなかった方も、しっかりと噛み合い、きちんと噛むことができる義歯(入れ歯)などを入れて口の中の状態を良好に保つことで、20本 あるのと同程度の効果が得られます。義歯を含めた歯で食べ物をしっかり噛むことができれば全身の栄養状態も良好になりますし、よく噛むことで脳が活性化さ れ、認知症のリスクが軽減するという調査結果も出ています。いつまでもおいしく食べ続け、健康寿命を延ばすためにも定期的な歯科検診で口の中の健康を保ちましょう。

まずは、8020達成のためにはきちんと歯を磨きましょう。  「磨いている」ことと「磨けている」こととは違います。

歯と歯の間や歯と歯ぐきの境目など汚れの残りやすい場所がありますので、歯間ブラシやデンタルフロス等の歯間清掃具を使ってきちんと汚れを落とすことが大事です。

最近では、種類も多くなりどれを使ったら良いのか迷う方も多いかと思いますが、正しい歯の磨き方と歯間清掃具の使い方は、当院の歯科衛生士にご相談下さい。 

自分の健康、自分の歯は、自分で守る!常にその様な気持ちを心がけましょう。

ホワイトニング

こんにちは。

札幌市南区ときわプロケア歯科クリニック、デンタルコーディネーターの中村です。

本日はホワイトニングについてお話ししたいと思います。

カウンセリングでお話をしていると、歯の色が気になるという方や、歯が黄色いなど歯の色を気にされている方がとても多くいると感じます。

ホワイトニングとは、薬剤を用いて歯の着色を取り除き、歯を削らずに歯を白くする方法です。

歯に色がつく原因はいくつかあります

  1. コーヒー・お茶・タバコなどによる着色

色素が歯の内部まで取り込まれることにより、歯が黄色く見えてしまいます

  1. 加齢による変色

年齢を重ねるにしたがって、人の歯は自然と黄色く変色していきます

歯の内部にある象牙質はもともと黄ばみをもった組織で、歳をとるとこの象牙質が厚くなってくるため加齢でより黄ばんで見えるようになります

  1. 全身疾患に由来する変色

胎児の時期に、母親が服用した抗生物質や過剰に摂取したフッ素などの影響により歯が変色してしまうことがあります

これらの要因により歯が変色してしまった場合にはホワイトニングで改善することができます。(変色の程度によっては効果が期待できない場合があります)

ホワイトニングのメカニズムは、ホワイトニングの薬剤が歯のエナメル質に入り着色物質を分解することで歯質が漂白され歯を白くすることができます。

薬剤に含まれる過酸化水素・過酸化尿素には歯を傷めることなく色素を分解する効果があります。

ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、ご自宅で行うホームホワイトニングがあります。

また当院ではオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行うデュアルホワイトニングも行っています。

ホームホワイトニングの特徴

・歯科医院で専用のトレーを作成後、ご自宅で行う

・好きな時間に好きな場所で行うことができる

・内層の着色まで除去できるので白さが長く保たれる

オフィスホワイトニングの特徴

・歯科医院で行う

・高濃度の薬剤を使用し、短時間で行うことができる

・特別なイベントなどの前に短期間で行うことができる

カウンセリングにて患者様のご希望やライフスタイルに合った方法をご提案させていただきますのでご安心ください。

ホワイトニングの効果は歯が白くなるだけではなく、歯が白くなると笑顔も魅力的になり、自分に自信が持てるようになります。

また自分の歯に対する関心も高まり、より健康になりたいとモチベーションも高くなると思います!

歯の色が気になる方、ホワイトニングに興味のある方はスタッフまでお尋ねください。

お待ちしております。

それではまた次回をお楽しみに!レッツビー歯ッピー!

セレックについて

こんにちは。札幌市南区にあります、ときわプロケア歯科クリニック 歯科医師の今多です。今回は、セレックについてお話したいと思います。

 セレックというのはセラミックによる歯の治療方法の一つです。正しくは、セレックシステムを用いたオールセラミックス治療というべきかもしれませんが、私たちはこの治療法を愛着や信頼をもって、セレックと呼んでいます。

 セレックには様々な特徴があります。代表的なものと言えば、

  1. 高品質なセラミックブロックを使っている
  2. 従来の型どりを必要としない
  3. 1日で治療を終えられる
  4. 歯と修復物が一体化する接着技術

これらが挙げられるでしょう(ほかにもいろいろあるのですが…)。

 では、一つずつ見ていきましょう。

  • 高品質なセラミックブロックを使っている

 セレックでは、修復物を高品質なセラミックブロック(下図)を用いて作ります。このブロックは、気泡や異物の混入が極力起こらないよう高度に制御された工場で作られています。従来のセラミックの修復物は歯科技工士が手作業で積み上げており、気泡や異物の混入はどんなに気を付けても避けられないことでした。混入と言っても、歯科技工士の職人の技によって成されたものですから目で見えないようなレベルのものです。しかし、そのごく僅か、目に見えない気泡の混入が弱点となりひび割れの起点となってしまうことが現場では問題となっていました。高品質なセラミックブロックは、この問題点を解決したのです。さらに、より歯に硬さを近づけることで、噛みあう相手の歯にも優しい素材となっています。

  • 従来の型どりを必要としない

 セレックでは、歯科医師が削った歯をカメラ(下図上)で撮影します。従来は歯型を採って、石膏で模型をつくる必要がありました。しかし、セレックは歯科用CAD/CAM機器という分類に入り、カメラで撮ったデータをコンピュータ上に再現(下図中央)し、コンピュータ上で修復物を設計します。設計されたデータはブロックを削り出す機械(ミリングマシン:下図下と言います)に出力され、1.でも触れたセレックブロックから修復物が出来上がります。セレックは上記のようにカメラで歯を撮影するだけなので、従来の型どりよりも圧倒的に短時間で済みます。なおかつ、お口の中に異物が入ると吐き気を催しやすい人にも優しいシステムです。

3.1日で治療を終えられる

 セレックの魅力は、一日で虫歯の治療を終えられるケースが多いということでしょう。従来の方法では、型どりが必要な歯の治療の場合は歯科医院に2回来院せねばなりません。歯科医院から技工所に模型を送って作ってもらい、完成した修復物を送ってもらうので、型どりをした次の日に修復物を着けるというわけにもいきません。それが、セレックで1本の歯を治療する場合はどうでしょう。歯科医師が歯を削ってカメラで撮影するのに凡そ30分。院内技工士がコンピュータ上で設計し、ミリングマシンが削り出した修復物を技工士がピカピカに磨き上げるのに凡そ30分。歯科医師ができた修復物をお口の中で調整し、セットするのに凡そ30分。約90分で治療が終わってしまいます!しかも、間の30分は椅子から降りて待合室で本を読んだり優雅にお待ちいただけます。コロナの昨今では、お車でお待ちいただくこともできます。

  • 歯と修復物が一体化する接着技術

セレックを含めオールセラミック治療では、修復物を歯に着ける時に接着という手法を用いています。従来の銀歯とは歯に着ける材料や方法(銀歯の場合は合着と言います)が異なるのです。銀歯の場合は、どうしても歯と修復物との間に段差ができてしまったり、経年的に隙間ができてしまっていました。金属と歯、その間を取り持つ歯科用合着セメントという材料は化学的にくっつかないからです。しかし、セレックは歯科用接着セメントと、歯科用接着セメントは歯とそれぞれが化学的にくっつきます。したがって、銀歯の時のような段差や隙間ができることが基本的にありません。銀歯で問題になるのは歯との間にできた隙間に虫歯菌が入り込んで発生する二次虫歯でした。しかし、セレックは虫歯菌の入り込む余地が無いので二次虫歯は発生しません。事実、様々な理由で残念ながらセレックを外さなければならなかったケースでも、セレックと歯の間が虫歯になっていたケースは私は1例も見たことがありません。

 いかがでしたか。セレックにはこの他にも様々な魅力がありますが、今回はこの辺りにしておきましょう。当院は予防歯科を推進しています。セレックは歯の治療なので一見予防とは関係ないように思えます。しかし、これまでにお話ししてきたように丈夫な品質や接着による歯との一体化は、今後二次虫歯などで再治療になる可能性をぐ~んと抑えてくれます。歯の治療であり、長い目でみると予防でもあると私は思っています。事実、そのようなお考えで銀歯を全てセレックにやり替える患者様も多数いらっしゃいます。残念ながら保険治療の範疇ではありませんが、興味のある方は是非お近くのスタッフまでお声がけください。

それではまた次回です!レッツビー歯ッピー!!

ミュータンスレンサ球菌について

こんにちは、ときわプロケア歯科クリニック歯科医師の松下です。

本日は虫歯の原因菌であるミュータンスレンサ球菌についてお話したいと思います。

皆さんは甘いもの(砂糖)を食べるとなぜ虫歯になると言われているかご存知ですか?

簡単に言えば、虫歯菌が砂糖のような糖質をエネルギー源として取り込み、代謝した結果酸を作り出し歯を溶かすためです。

歯は酸で溶ける(脱灰)ということは皆さんもどこかで聞いたことがあると思います。

具体的にはPH5.5以下になると歯の脱灰が始まります。

プラーク(歯垢)内にはたくさんの細菌がいて、歯のプラークが付いた部分は取り除かない限り細菌の作り出す酸に晒されやすい状態です。

歯は一度脱灰されても唾液などの作用によって再石灰化されますが、プラークがずっとついているところは再石灰化が間に合わず歯が溶かされ続け、結果虫歯になっていきます。

虫歯の主要な原因菌はミュータンスレンサ球菌と言われています。

ミュータンスレンサ球菌は砂糖(スクロース)の利用において他の細菌にない特徴的な性質を備えています。

つまり、砂糖(スクロース)が存在すると、歯面への定着、プラークでの増殖、歯質の破壊でいずれも高い能力を発揮します。

ミュータンスレンサ球菌は一般の球菌とは異なり水溶性グルカンだけでなく非水溶性グルカンを砂糖(スクロース)から合成する酵素(グルコシルトランスフェラーゼ)の遺伝子をもっています。

この非水溶性グルカンは粘着性に富み菌体を歯面に強固に付着させます。

ミュータンスレンサ球菌は

①インべルターゼによりスクロースを加水分解して得た単糖(グルコース、フルクトース)

②菌体外多糖類(グルカン、フルクタン)の合成に伴って遊離されるグルコース、フルクトース

③菌体内、菌体外多糖類を必要に応じて徐々に酵素で分解して得たグルコース、フルクトース

をエネルギー代謝に利用します。

その結果、ミュータンスレンサ球菌自身やほかのプラーク内細菌による持続的な酸の産生が維持されます。

この際、プラークの表層部などに存在する非不溶性グルカンは、産生された酸の口腔内への拡散を阻止するバリアとして働き、プラーク内に高濃度に酸を蓄積させます。

このようにして体の中で最も硬い組織である歯の脱灰が進みます。

以上簡単ではありますが、ミュータンスレンサ球菌、虫歯が進むメカニズムについてお話させていただきました。

それではまた次回です、レッツビー歯ッピー!

電動歯ブラシ

札幌市南区 ときわプロケア歯科クリニック 助手の新山です。

今回は、電動歯ブラシについてお伝えしたいと思います。

現在、手動歯ブラシもたくさんの種類があり、迷っていらっしゃる方も多いかと思いますが、電動歯ブラシも同じくたくさんあります。

当院でも電動歯ブラシを取り扱っていて、徐々に増えてきています。

気になる商品は、医院のミーティングの際にメーカーさんに来て頂き、商品説明を受け実際に使ってみるといった体験もしています。

Panasonicのプリニアスマイル

フィリップスジャパンのソニッケアー

サンスターオーラル bのブラウン

それぞれについて、簡単に紹介させて頂きます。

まずはPanasonicのプリニアスマイル。

歯科専売の音波振動歯ブラシ。音波の力で簡単にツルツルの歯に。3つのモードとブラシの組み合わせでそれぞれのお口の状態にあったブラッシングができます。

3つモード

パワフルな「Clean」

普段使いの「Normal」

振動のやさしい「S-soft」

・選べるブラシ

プラークを効率よく落とす「マルチフィットブラシ」

細かい部分に優しくアプローチできる「密集極細毛ブラシ」

通常のブラシでは届きにくい部分も磨ける「ワンタフトブラシ」

・パワーコントロール機能を新搭載

適切なブラッシング圧で磨いている間は振幅が保たれるので、効果的にプラークを落とすことができます。

・モード記憶機能

同じモードを5秒以上使用すると、最後に使用したモードが記憶されます。

30秒お知らせタイマー機能

ブラッシング開始から30秒ごとに一時停止し、歯みがき時間の目安をお知らせします。

次に、フィリップスジャパンのソニッケアー。

  1. 音波水流で歯垢を落とす

ソニッケアーは、粘着性の高い歯垢を効率的に除去するために、毎分約31,000回の高速振動と、ブラシヘッドの幅広い振幅によって「音波水流」を発生させ、唾液を利用した液体流動を作ります。その「音波水流」によって、やさしく、効果的に歯垢を除去します。

2. 3つの効果

①歯周病予防に

歯垢除去力最大10倍!

音波水流が、歯のすき間の歯垢まで除去。

②やさしい

手磨きの約50%のブラシ圧で歯と歯ぐきにやさしい。

③より白く

約1週間で、手磨きよりきれいで自然な白い歯に。

3. ブラシの「テーラーメイド」

患者様の口腔内状況やニーズによって選べる8種類のブラシ

リスクに合わせて組み合わせる歯磨剤によって、効果も得られます。

最後に、サンスターオーラル bのブラウン。

ブラウンオーラルB電動歯ブラシのシンプルモデルです。丸型ブラシが1本1本歯を包み込み、ブラッシングします。 シンプルな2種類のモードで、毎日のブラッシングを快適にします。

1. 秘密は独自の「丸型ブラシ」

ブラウンオーラルBの特長は独自の「丸型回転ブラシ」。 歯の1本1本を包み込んで歯ぐきのキワまで磨き上げます。

2. 圧倒的な歯垢除去力

水には溶けにくく、表面にへばりついた歯垢も、「丸型回転ブラシ」が歯を1本1本包み込み回転することで物理的にこすり取ることができます。だから歯垢除去力99.7%UP*。

3. 医療機関試験によって実証された実力*

医療機関による試験によって、プレミアム音波水流ブラシと比較して、27%より多くの歯垢を除去することはもちろん、34%より歯ぐきの健康を促進することまで証明されています。

4. 歯ぐきに優しい設計

押し付け防止センサーがブラシ圧が強いと光ってお知らせ。さらに過圧ストッパーが自動的に上下運動をストップし、過圧コントロールがソフトな振動のモード(やわらかクリーンモード)に自動で切り替えるので歯ぐきにやさしいブラッシングを実現します。

5. スマホ連動で歯科医師推奨の磨き方をコーチング

ジーニアスSはスマホと連動することで歯科医師が推奨する2分間をカウントアップしてくれる他、ブラッシング圧が強すぎる時はお知らせしてくれるなど、歯科医師推奨の磨き方をコーチング。ブラッシングが終わると一言アドバイスをくれるなど、毎日の歯磨きをサポートします。

いかがでしたか?

どれも欲しくなる品ですよね!

まずは当院衛生士にお声掛けください。

しっかりとした商品説明、そして実際に体験してみて下さい!

替ブラシもありますので、是非ご相談して下さいね。

では、また次回…レッツビー歯っぴー♪

お口の中の菌について

こんにちは。

札幌市南区、ときわプロケア歯科クリニック、デンタルコーディネーターの中村です。

お口の中には700菌種以上の細菌が生息していると言われています。

腸内と同じように、体に良い働きをする善玉菌、体に悪い働きをする悪玉菌、優勢な方に姿を変える日和見菌の3種類があります。

悪玉菌の代表格が歯周病を引き起こす「ジンジバリス菌」です。

ジンジバリス菌は糖やタンパクなどをエサに増え続け、やがて歯肉などの組織を破壊して炎症をおこします。

炎症で出血するとその血液を栄養にしてさらに増殖します。

そうするとメタンや硫化水素を輩出して口の中でものすごい悪臭を放ちます。

ジンジバリス菌は歯と歯茎の隙間に付着した食べかす(プラーク)が大好きで、空気が嫌いなためプラークの中で増え続け、歯周病を進行させていきます。

近年歯周病菌による慢性炎症が歯周組織の破壊のみならず、糖尿病・認知症・心臓・循環器疾患などさまざまな組織や臓器の炎症性変化と関連していることが明らかになってきています。

プラークの中には虫歯の原因菌である「ミュータンス菌」もいます。

ミュータンス菌は砂糖をもとにネバネバした物質を周囲につくり、多量の乳酸を出します。

この酸が歯の表面を溶かして虫歯になります。

歯周病、むし歯を予防するためにはまずは毎日の丁寧な歯磨き、歯科医院での定期的な検診が大切です。

その他にも、フッ化物配合の歯磨剤の使用、キシリトール配合の製品を摂取する、などの予防法をご存知の方は多いと思いますが、

実はヨーグルトに含まれている「乳酸菌」も歯周病や虫歯予防になることをご存知ですか?

乳酸菌はもともとお口の中にも存在する善玉菌です。

乳酸菌は善玉菌の増殖を支援し、悪玉菌の活動を抑制してくれます。

口内でも同様の活動をしてくれるため、歯周病菌や虫歯菌といった悪玉菌の繁殖を抑制、歯垢(プラーク)形成の抑制、唾液分泌の促進などの作用があるため、歯周病、むし歯、口臭の予防につながります。

唾液中の乳酸菌は年齢とともに減り続けてしまいますので、新しい乳酸菌を摂取して善玉菌を応援することはとても大切です。

乳酸菌にも色々な種類があり効果もわずかに違うようなので、商品に明記されている種類を見てご自身に合った商品を摂取すると良いようです。

私も健康のために昔からヨーグルトはよく食べていましたが、口腔内の予防にもなることを知った時はビックリしました。

これからも続けていこうと思います。

ぜひ皆さんも、乳酸菌による予防も取り入れてみてはいかがでしょうか?

それではまた次回です。レッツビー歯っぴ―!

マウスピース矯正について

んにちは。札幌市南区にあります、ときわプロケア歯科クリニック 歯科医師の今多です。今回は、マウスピース矯正についてお話したいと思います。

 歯列矯正治療というと、歯にマルチブラケットという装置を着け、それにワイヤーを通す手法が一般的でした。しかしここ十数年の間に、マウスピース矯正が徐々に広まってきました。どちらも歯列矯正の手法ですが、何が違うのでしょうか?以下に見てみましょう。

 まず、ワイヤー矯正について。従来の手法であるこのワイヤー矯正は歯にマルチブラケットという装置を着け、様々な種類のワイヤーを駆使して歯を目標の位置まで動かします。また、ワイヤー以外にも歯の移動や正しいかみ合わせの獲得のために補助的な装置を組み合わせていきます。ワイヤー矯正の特徴は歯に直接装置を着けるため、適正な力が歯にかかればほぼ確実に歯が移動するという利点があります。但し金属のワイヤーを使うため審美的に優れているとは言えず、複雑な形のためお掃除が難しいという欠点があります。

 次に、マウスピース矯正について。マウスピース矯正は、例えばアライン社のインビザラインという商品であれば1996年にアメリカで発表された、比較的新しい手法です。このマウスピース矯正の特徴は、取り外し可能な透明なマウスピースを一日中(20~22時間以上)装着することによって歯を徐々に移動させていくというものです。透明なため目立ちにくく審美的に優れ、取り外し可能なためブラッシングなどお掃除もいつも通りできるという利点があります。接客業や営業など人と接する仕事をする方を始めお仕事をしている成人の方から好評を得ています。しかし、基本的に一日も欠くことなくつけ続けなければならず、正しくマウスピースを着けていなければ、次第にマウスピースが合わなくなってしまい追加でマウスピースの作成が必要になるという欠点があります。つまり、目標達成の鍵を握るのは患者さんによるところが大きいということです。

 マウスピース矯正はどんなものなのか、もう少し詳しく見てみましょう。近年、アライン社から、軽度の歯列不正の方を対象に部分的な歯列矯正をするためにインビザラインGOという商品が提供されています。今回はインビザラインGOを例にしてみましょう。

 インビザラインGOでは、作成した治療計画をパソコン上で3Dシミュレーション(下図)で患者さんと治療のゴールを確認できます。また、最初の位置(現在の歯並び)から、どのように歯が動いてゴールへ至るかも3Dシミュレーションで見ることができます。どのように歯が動いていくか、視覚的に見ることができますので患者さんにも安心していただけます。

 インビザラインGOは部分的な歯列矯正のため適応症例は限られますが、適応症例に合致した方であれば治療期間は3~5か月と非常に短い期間で治療できます。適応症例に合致するかどうかは、院内のiPadにインストールしてある専用アプリでお顔とお口の中の写真を撮影すれば10分もかからずに判断できます(患者さんの理想とする歯並びまで動かせるかは、その後の詳細な検査が必要です)。以前歯列矯正したけれども後戻りが気になる方、歯並びは気になるけどワイヤーを着けるまではしたくないな、という方にインビザラインGOはおススメです。従来の矯正治療よりも価格設定は抑えられています。当院でも行っていますので、是非スタッフにお声がけください。写真撮影による適応症例の検査は無料です!

 今回はマウスピース矯正について取り上げてみました。今回の記事ではお話ししきれない部分がたくさんありましたので、詳しくはスタッフまでお声がけください。

それではまた次回です!レッツビー歯ッピー!!

黒毛舌について

こんにちは、ときわプロケア歯科クリニック歯科医師の松下です。

皆さんはご自身の舌の状態を確認することはありますか?

「口腔内は体調の変化が表れやすい場所で、中でも舌は身体の不調が真っ先に出る。

舌は健康のバロメーター。」と仰る先生もいます。

聞き慣れないとは思いますが、本日は黒毛舌(こくもうぜつ)についてお話したいと思います。

黒毛舌とはその名の通り舌の表面に黒い毛が生えたように見える疾患のことを言います。

舌の表面には舌乳頭という微小な小突起があり、その形状によって糸状乳頭、茸状乳頭、有郭乳頭、葉状乳頭に分けられます。

黒毛舌はこの中の糸状乳頭が伸びて舌に毛が生えたように見え、さらに黒く着色したものです。

黒毛舌は見た目だけでなく、口臭の原因や味覚障害を引き起こすこともあります。

原因としては、抗生物質やステロイド、抗がん剤を長期服用しているため口腔内細菌のバランスが崩れる、もしくは体力の低下やストレスで口腔内細菌のバランスが崩れた結果カンジダ菌(カビ)が舌上で繁殖するためです。

黒色の理由はカンジダ菌が作り出す硫黄化合物が血液中のヘモグロビンと結合するためと考えられています。

治療方法としては、

①抗生物質が主な原因

抗生物質を服用している人で黒毛舌の症状が出ている場合は抗生物質の使用を中断することで症状が改善する可能性があります。したがってまずは主治医に抗生物質の使用について相談する必要があります。

②カンジダ菌対策

さきほどお話した通りカンジダ菌が舌上で繁殖していることが多いので、カンジダ検査を行い抗真菌薬を用いてカンジダ菌を除去します。

③舌のケア

黒毛舌は下の上に付着した黒い舌垢でもあります。物理的に舌ブラシを用いて舌の表面をお掃除することも効果的です。ただし舌ブラシの使用方法を誤ってしまうと舌を傷つけてしまい逆効果になってしまうので注意が必要です。

黒毛舌は上に示した原因の他にも喫煙や食品が原因となることもあります。

また、糖尿病や胃腸障害、腎障害などの病の症状の一環として表れている可能性もあります。

自分の舌を頻繁に観察することは無いと思いますが、この機会にご自分の舌の状態を確認していただければと思います。

口臭が気になる方は黒毛舌ではなくとも舌に付着した舌垢が原因の場合もあります。

疑問や心配があればぜひ一度歯科医院にご相談下さい。

では以上簡単ではありますが参考にしていただければ幸いです。

また次回です、レッツビー歯ッピー!

いい歯の日

こんにちは。

札幌市南区 ときわプロケア歯科クリニック 助手の新山です。

今回は、11月8日「いい歯の日」についてお話したいと思います。

11月8日「いい歯の日」は、80歳で20本の歯を残す、8020運動の一環として設けられた日ですが、日本の現状では、20本残すのは程遠い一方で、北欧ではすでに実現している国もあります。

そもそも、いい歯とはどんな歯なのでしょうか?また、どうして日本人の多くが、高齢になって歯を多く失ってしまうのでしょうか?8020を実現できている国と、日本との差は一体どこにあるのでしょうか?この記事では、いい歯を改めて見つめ直し、いい歯をずっと保つための方法について、ご紹介いたします。

1.いい歯の日は、どうしてできたの?

11月8日は、語呂合わせで「いい歯の日」となっています。いい歯って、一体どんな歯なんだろうと思う方もいるでしょう。その話に入る前に、どのようにして「いい歯の日」が生まれたか、そのあらましや目的について、ご紹介しましょう。

1-1.「いい歯の日」の目的

いい歯の日は、厚生労働省と日本医師会が1989年より推進を始めた8020運動が発端です。8020運動とは、80歳まで20本の健康な歯を残すことを推進する運動です。その一環として、日本国民に歯の健康増進を啓発するための日として、1993年より、11月8日をいい歯の日と定めたのです。

1-2.いい歯の日のイベント

いい歯の日のイベントとして、もっとも身近なものが「ベストスマイル・オブ・ザ・イヤー」です。毎年、著名人部門では、全国の日本歯科医師会会員の投票によって、歯が印象的な笑顔の輝く男女の有名人が選出されています。2019年は、俳優の竹内 涼真さんと女優の中村 アンさんが受賞しています。

また、スマイルフォトコンテストも毎年開催され、全国から寄せられた笑顔の写真から、いい歯の日にふさわしい写真を選出しています。

2.どんな歯が「いい歯」なのでしょう?

2-1. 生活をいきいきとさせてくれる歯

いい歯というと、虫歯のない歯、歯周病のない歯、噛合せの良い歯、歯並びの良い歯、白い歯などなど、いろんな「いい歯」が思い浮かぶことでしょう。すべて間違いではありません。しかし、日本口腔保険学会では、もっと大きな視点で「いい歯」とは何かを伝えています。

それは、クオリティ・オブ・ライフ(QQL)を高めてくれる歯、日々の生活をいきいきとさせてくれる歯です。詳しく言えば、噛めるサイクルが健全に保たれている歯となります。しっかり噛めることが、消化を助け病気を防ぎ、美味しさを味わうことができ、バランスの良い栄養が摂れて健康になることで、またしっかりと噛めるというサイクルです。

2-2.8020はなぜ20本なのか

いい歯の日は、80歳で20本を残す8020運動の一環ですが、そもそもなぜ20本を残すことよいとされているのでしょうか。日本口腔保険学会の調査では、食事が美味しいと感じられる歯の本数が20本だとしています。大人の歯は親知らずを除いて、上下14本ずつ合計28本ですが、自分の歯を20本残すことに努めれば、高齢になっても、しっかり噛めるサイクルを保てると伝えています。

3.しっかり噛める歯がもたらす健康

しっかり噛める歯はどのような健康をもたらしてくれるのでしょうか。8020推進財団では、これを「ひみこの歯がいーぜ」という標語で伝えています。

ひ 肥満の予防

しっかりと噛んで食べることで、満腹中枢が働き食べ過ぎを防止します。

み 味覚の発達

しっかりと噛んで、食べ物をよく味わうことで、味覚が発達してきます。

こ 言葉の発音がはっきり

口の周囲の筋肉が鍛えられることによって、表情が豊かになり、言葉の発音もきれいになります。

の 脳の発達

あごをしっかりと開閉させて咀嚼することは、脳に酸素と栄養を送り、脳の働きを活発にしてくれます。

は 歯の病気を防ぐ

しっかり噛むことで、唾液の分泌が促されるので、口内環境をきれいに保つことができます。

が がんを防ぐ

唾液に含まれる酵素には、発がん物質の作用を抑える働きがあると言われています。

い 胃腸の働きを促進する

よく噛むことによって、消化しやすくなる上、消化酵素の分泌が促進され、胃腸の働きが活発になります。

ぜ 全身の体力向上

重いものを持ち上げたり、体に力を入れたりするときには、歯をグッと食いしばるものです。歯が健康で、しっかり噛みしめることができれば、力を十分に発揮することができます。

4.いい歯を保つための予防歯科に注目!

4-1つ.

スウェーデンと日本の差

8020運動を啓蒙している日本ですが、実際のところ、80代での残存本数の平均は、残念ながらわずか7本程度となります。しかし一方で、「歯科先進国」といわれるスウェーデンでは平均20本で、80歳20本をすでに達成しています。この差は一体、何でしょうか?

4-2.歯医者さんでメンテナンスをしていないことが原因

日本において、40代以降で歯を失う大きな原因は歯周病です。しかし、歯周病は決して難病ではなく、その原因は歯周病菌の出す毒素によるものと、原因がはっきりしています。しっかりとケアしていれば、防げるものなのです。

日本人もスウェーデン人も、セルフケアに関して大きな違いがあるわけではありません。それなのに、なぜ歯周病で歯を失う人がこれほど多いのかといえば、歯医者さんでプロによるクリーニングやチェックを、定期的に行っていないからです。

4-3.セルフケアには限界があります!

つまり、歯のセルフケアには限界があり、磨き残しが発生してしまいます。歯医者さんでのチェックを怠ったまま長期間放置し、悪化してから初めて、歯医者さんに足を運ぶというのが、日本の現状ではないでしょうか。セルフケアでは不十分であることをしっかりと認識し、定期的に歯医者さんでプロのメンテナンスを受けることが、歯を残すためのコツだといえます。

5.まとめ

いい歯とは何か?自分なりに改めて考えてみる、良い機会になったのではないでしょうか?歯を失うことは、食事や発音などに影響するだけでなく、ゆくゆくは体全体の健康を損なうことにつながるということを肝に銘じておきましょう。また、セルフケアでは不十分であることを念頭に置き、歯医者さんでの定期的なメンテナンスを積極的に行うことが大切です。

最後に…口は全身の健康の入り口です

口腔内を清潔にすることは、誤嚥性肺炎の予防をはじめ、全身の健康によい影響があるといわれています。とくに、歯周病菌は糖尿病や心筋梗塞など、 全身の病気と深い関係があります。口腔内の健康を保つことは歯を失うリスクを減少させるだけでなく、健康寿命(健康上に問題がない状態で日常生活を送れる期間のこと)の延伸にも繋がります。

皆さんで、しっかりと歯を守っていきましょう!

では、また次回をお楽しみに…

レッツビー歯っぴー♪