口臭について

こんにちは。

札幌市南区ときわプロケア歯科クリニック、デンタルコーディネーターの中村です。

 

本日は口臭についてお話しいたします。

 

当院では初めて来院される方に初診カウンセリングを行っており、気になる症状についてお伺いするのですが、その際口臭が気になると言う方がとても多いと感じます。

ご自身で気になる方もいればご家族から言われるという方もいます。

 

口臭には大きく分けて5つの種類があります。

 

<生理的口臭>

誰にでもあるニオイで起床直後、空腹時、緊張時などは特に強くなります。

唾液の分泌が減少し細菌が増殖して口臭の原因物質が増えます。しかし歯みがきや食事、水分補給をすることで唾液量が増加し口臭は弱まります。

また女性の生理、妊娠時などホルモンバランスの変化や、思春期、更年期などホルモンが変調するときも口臭が強くなることがあります。

 

<飲食物・嗜好品による口臭>

ニンニク、ネギなどの食品、タバコ、お酒による一時的な口臭で、時間の経過とともにニオイはなくなります。

 

<病的口臭>

鼻やのどの病気、呼吸器系の病気、消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などが原因で起こる口臭や、う蝕(むし歯)、歯周病、歯垢、歯石、舌苔、唾液の減少、不適歯冠修復物、歯冠修復物の脱離、義歯の清掃不良など口の中が原因で起こる口臭。

 

<ストレスによる口臭>

ストレスにより唾液の量が少なくなると口の中が臭くなります。

 

<心理的口臭>

実際には臭っていなくても、自分自身で強いニオイがあると思いこんでいる人もいます。

 

 

実は口の中の原因が口臭全体の90%を占めていると言われています。

口の中の原因についてもう少し詳しくお伝えしたいと思います。

 

う蝕→食べかすや虫歯菌がむし歯の穴の中にたまると細菌が繁殖してニオイが強くなります。さらにむし歯が進行するとタンパク質でできている歯の神経まで到達します。このときたんぱく質が腐敗して口臭の原因になります。

 

歯周病→歯周病菌が増殖する際には細胞や血液などのたんぱく質を分解します。その時に「メチルメルカプタン」というガスを発生させそれが口臭の原因となります。

 

ドライマウス→ストレスや緊張、体質や薬剤の副作用などさまざまな原因により唾液の分泌量が少なくなり口の中が乾燥する病気のことです。唾液が十分に出ないと口の中で細菌が増殖し口臭の原因となります。

 

不適歯冠修復物→被せ物や詰め物と歯の間にすき間ができている場合、わずかなすき間でも汚れや細菌が溜まり口臭の原因になります。

 

 

口臭の対策

・口臭の原因となる歯垢や歯石の除去

歯科医院での歯周治療と、ご自身での歯ブラシやフロスなどでのセルフケアが大切です。

・虫歯治療や不適歯冠修復物の治療

・ドライマウスが気になる方は、こまめに水分補給をしたり、マウススプレーでお口のうるおいを保つ

・唾液腺マッサージや舌のストレッチで唾液の分泌を促す

・舌用のブラシで舌苔を除去

 

口臭が気になる方はご相談ください。しばらく歯科医院へ行っていない方も虫歯のチェックや、歯垢や歯石除去をしてスッキリしませんか?

お待ちしております。

それではまた次回です。レッツビー歯ッピー!

歯周病と糖尿病について

こんにちは!札幌市南区にありますときわプロケア歯科クリニック 歯科医師の今多です。今回の豆知識ブログのテーマは「歯周病と糖尿病」です。

 

歯周病と関係する様々な全身疾患の中で、最たるものが糖尿病です。歯周病は糖尿病に影響を与え、糖尿病は歯周病に影響を与えるという双方向の関係があることが証明されつつあります。

 

まず、糖尿病とはどんな病気なのでしょうか。よく糖尿病は生活習慣病だ、とかⅠ型とⅡ型がある、なんて言うのはテレビで聞いたこともあると思います。専門的な用語を使うと、糖尿病は「インスリン分泌障害とインスリン抵抗性によるインスリンの作用不足で生じる慢性の高血糖状態と臓器障害を主体とする」病気と言えます。インスリンというのは、血糖値を下げる役割をするホルモンです。ですので、インスリン分泌障害はインスリンの出が悪くなること、インスリン抵抗性はインスリンの効き目が悪くなると考えて頂ければよいかと思います。インスリンの出が悪かったり効き目が悪かったりすると、血糖値が適切な値まで下がらず高血糖状態となるのです。高血糖状態が続くことで、様々な臓器に障害が出るというわけです。日本では糖尿病患者は950万人、その予備軍は1100万人と言われており(合計2050万人!)、日本人の人口の16%程度となります。

 

では、歯周病との関係をご紹介しましょう。まず、歯周病が糖尿病にどのように影響を与えているのかをお話しします。歯周病に罹ると、歯肉は歯周炎という炎症を起こした状態になります。炎症を起こす物質は血液を介して全身を巡ります。実は、この炎症物質は糖尿病で生成される炎症物質と共通のものが数種類あります。その共通する炎症物質がインスリンの効きを悪くしてしまう作用があるのです。すると、血糖値がうまく下がらずに高血糖状態となってしまいます。高血糖状態が続くと、老化にかかわる生成物が血液中に生まれてしまうのです。

今度は糖尿病が歯周病に与える影響についてです。炎症物質には糖尿病と歯周病で共通のものがあるというのは前述の通りです。そして、この炎症物質は歯周炎に罹患している歯の周りの骨を溶かす作用があります。

このように、歯周病と糖尿病は炎症物質が共通していることから、歯周病が糖尿病を悪化させ、悪化した糖尿病はさらに歯周病を悪化させるという悪循環を生んでしまうのです。

 

したがって、糖尿病の治療に食習慣や運動など生活習慣の改善のほかに歯周病の治療は非常に有効な一手となります。また、日ごろから歯周病ケアをすることで新たに糖尿病にかかるリスクを抑えることもできるのです。

 

いかがでしたか。今回は歯周病と糖尿病についてのお話をしました。お口の中を健康に保つことで、体も健康に保てる良い例ですね!それではまた次回です!レッツビー歯ッピー!

 

様々なブラッシング法について

こんにちは、ときわプロケア歯科クリニック歯科医師の松下です。

本日は様々なブラッシング法を紹介したいと思います。

 

【1】毛先を主に使う方法

◆スクラビング法

簡単で刷掃効果も高くブラッシングの基本です。毛先を歯に直角に当て弱く加圧し、ゴシゴシと小刻みに動かします。歯ブラシはペンを持つように持ち、軽く当てることが重要です。ブラッシング圧が強すぎると歯茎が下がったり、歯の根元が削れてしまうので注意が必要です。

 

◆フォーンズ法

刷掃効果が高く、操作が簡単なため小児や身体障害者に適した方法とされています。上下の前歯の先端と先端を合わせた状態で、ブラシを歯面に直角にあて上下の歯を同時に円を描くように磨きます。

 

◆バス法

歯と歯の間、歯と歯茎の間、歯周ポケット内など清掃困難な部位を狙った磨き方ですが操作は難しいとされています。毛先を歯に対して45度の角度で、歯と歯茎の間に少し挿入して、数ミリの範囲で前後もしくは左右に小刻みに振動させるように動かします。

毛先はあまり動かさないようにします。歯周疾患の治療の一部として取り入れられ、軟らかいブラシが適しています。

 

◆一歯ずつ縦磨き法

前歯の不正歯列に効果的で、歯と歯の間もある程度清掃できますが時間がかかります。

その名の通り歯ブラシを縦に入れ、歯面に直角に当てたまま上下に小刻みに動かします。

一つの歯を3つのエリアに分け、左、真ん中、右と分割してそれぞれブラッシングします。

 

【2】歯ブラシの脇腹を主に使う方法

◆ローリング法

毛先を歯根方向に向け、歯茎にブラシの脇腹を当てて力を加えながら歯の頭の方向に回転させる。歯面清掃と歯茎の清掃を同時に行う方法ですが、歯と歯茎の間の清掃効果は低いです。

丁寧に行えば歯と歯の間の清掃効果は高いです。

 

◆スティルマン法、スティルマン改良法

歯茎のマッサージを目的とした方法。毛先を歯根の方向に向け毛束の側面を歯茎に当て、圧迫振動で歯茎をマッサージする。改良法はそこからローリング法で歯の頭の方向に回転させ、歯茎のマッサージと歯の清掃を連動して行います。歯周疾患の治療やメインテナンスに効果的ですが、やや熟練を必要とします。

 

◆チャーターズ法

これも歯茎のマッサージを主目的とした方法ですが、スティルマン法とブラシの当て方が逆になります。毛先を歯の頭方向に向けたままブラシの脇腹を歯茎に当て圧迫振動を行います。歯茎の炎症が激しい時に使われます。

 

◆ゴットリーブの垂直法

歯と歯の間の歯茎のマッサージ効果と清掃性に優れています。歯と歯茎の間に毛先をあてて毛束を少したわませます。そのまま歯と歯の間に毛先を挿入し、上下左右に加圧振動させ歯肉マッサージを行います。毛束は少し長く硬めがやりやすいとされています。

 

以上主なブラッシング方法を紹介させてきました。

スクラビング法が一番プラークの除去には適していると言われていますが、目的に合わせて組み合わせていく必要があると思います。

 

では簡単ではありますが、参考になれば幸いです。

また次回です、レッツビー歯ッピー!

歯間ブラシとフロスの使い分け

こんにちは!

札幌市南区にあります、ときわプロケア歯科クリニックの助手の新山です。

今回は歯間ブラシとフロスについてお話しいたします。

皆さんは、歯間ブラシとフロスを使っていますか?

さらに、使い分けていますか?

実は、歯ブラシだけでは汚れは落ちません。

歯ブラシでしっかり磨いているつもりでも、実は60%しか汚れを落とせていないことが研究結果でわかっています。

歯と歯の間の汚れは歯ブラシの毛先が入りにくいため、汚れが残って虫歯や歯周病の原因になります。

そんな歯と歯の間の汚れを落とすための補助道具として歯間ブラシとデンタルフロスがあります。

では、いったいどちらを使ったらよいのでしょうか?

結論から述べると、どちらも使った方が良いです。

歯ブラシは歯の表面の汚れを落とすことはできますが、歯と歯の間の汚れをきれいに掻き出すことは難しいため、歯間ブラシとフロスが必要なのです。

歯間ブラシは、歯と歯の隙間やブリッジの下の汚れを掻き出すことができます。ブラシ状になっているので、広い隙間を清掃するのに最も適しています。歯周病などで、歯肉炎が下がっている方の場合、歯の根が露出してしまっていたり、歯と歯の間の隙間が広くなってしまっていますので、歯間ブラシを使って通常の歯ブラシでは届かない隙間まで清掃する必要があります。特に歯の根の部分は、硬いエナメル質とは違い虫歯に弱い部分なので、歯間ブラシを毎日通して頂くことが理想的です。

また、歯間ブラシにはサイズが数種類あり、隙間の大きさに合わせて使う必要がありますので、しっかりとサイズ確認をして使うことが大切です。

フロスは糸状なので、歯と歯の接点や狭い隙間、ブリッジの下から一通り掃除することができます。歯が重なってしまって歯ブラシや歯間ブラシが全く入らない部分でも、しっかり掃除することができます。また、ある程度歯周ポケットの中まで通して掃除をすることができるため、歯周病の予防にも効果があると言えます。

フロスには、持ち手の付いたホルダータイプとご自身の指に巻きつけて使う糸巻きタイプの2種類あります。扱いが少々難しいため、歯科衛生士の指導を受けることが良いと思います。

歯間ブラシやフロスを使うことで、歯垢除去効果がアップすることや、虫歯や歯周病予防にも繋がります。また、口臭の予防や改善にもなります

是非皆さんも歯間ブラシとデンタルフロスを使い分け、虫歯と歯周病予防をして、健康な生活を送って下さいね!

また、歯間ブラシのサイズにお困りの方は、当院の歯科衛生士までお尋ね下さい。

入れ歯の種類

こんにちは。

札幌市南区にあります、ときわプロケア歯科クリニック、デンタルコーディネーターの中村です。

本日は入れ歯の種類についてお話いたします。

 

入れ歯には、全ての歯を失ってしまった場合に用いる総入れ歯と、歯が1本以上残っていて残っている歯に留め金で支える部分入れ歯があります。

 

さらにその総入れ歯と部分入れ歯にも色々な種類がありますのでご紹介いたします。

 

まずは総入れ歯です。

総入れ歯は、歯のない部分の粘膜の上に乗る義歯床と人工歯でできており、保険適用の入れ歯は床の部分が全てプラスチックでできています。

 

保険適用外の総入れ歯では、床の部分がチタンやコバルトといった金属でできている金属床義歯や、歯ぐきに当たる部分を特殊なクッション材で覆うコンフォートデンチャーなどがあります。

金属床のメリットは、金属は強度が強いため薄くできるので、プラスチックよりも厚みがなく入れ歯を装着した時の違和感が少なくなります。チタンを使用するとより軽くなります。また金属は熱を通すので食べ物や飲み物の温度の変化も感じやすくなります。

コンフォートデンチャーのメリットは生体用シリコーンという特殊な軟らかいクッションが覆っているので、グッと噛みしめた際の痛みを緩和することができます。またシリコーンの適度な弾力が吸盤のような密閉性と吸着力を生み出し入れ歯のゆるみを緩和します。

 

次に部分入れ歯です。

一般的な保険適用の部分入れ歯は、歯のない粘膜の上に乗る義歯床、人工歯、残っている歯にかけるバネ(クラスプ)、左右の床やクラスプをつなぐバーでできています。

部分入れ歯は1歯欠損の場合から1歯しか歯が残っていない場合まで作ることが可能なので、残っている歯に合わせて色々な形があります。

 

保険適用外の部分入れ歯では、金属のバネがないスマートデンチャー、茶筒の様に二重構造でできた冠で維持させるコーヌスデンチャー、入れ歯を支える歯の被せ物に特殊加工をして入れ歯をはめ込む構造のミリングデンチャーなどがあります。

 

スマートデンチャーのメリットは、バネがないので審美性に優れていて入れ歯が入っているのが分かりにくいことです。

 

コーヌスデンチャー、ミリングデンチャーのメリットは冠と入れ歯が精密に適合し強固に固定させることで入れ歯が動きにくく自分の歯のように噛むことができるということです。

バネで固定する場合よりも歯にかかる負担を減らすことができます。

 

入れ歯は患者様の残っている歯の本数や箇所、状態によりどの入れ歯が適しているのかは変わってきます。

その方に合わせて入れ歯の種類をご提案させていただきますのでご安心ください。

入れ歯でお困りの方はぜひご相談ください。

歯周病と生活習慣について

こんにちは!札幌市南区にありますときわプロケア歯科クリニック 歯科医師の今多です。今回の豆知識ブログのテーマは「歯周病と生活習慣との関係」です。

 

歯周病は様々な研究によって、色々な全身疾患との関係性があることが分かってきました。その最たるものが糖尿病です。歯周病は糖尿病に影響を与え、糖尿病は歯周病に影響を与えるという双方向の関係があることが証明されつつあります。また、他の全身疾患との関係も解明されてきています。

 

では、何かの疾患に罹患していない健康な人にも関係のある、生活習慣はどのように歯周病と関係しているのでしょうか。「喫煙」と「飲酒」について今回は述べていこうと思います。

 

一つ目は「喫煙」です。喫煙が全身に与える影響はこれまでにも指摘されてきました。タバコには4000以上の毒素(一酸化炭素、活性酸素などの発がん性物質、中毒性のあるニコチン)を含み、死因、心疾患、さまざまながん。慢性疾患のリスクファクターであることが多くのエビデンスによって示されています。

慢性歯周炎の40%が喫煙に由来しているという報告もあるほどです。別のある研究では、非喫煙者と比較して喫煙者は2.7倍、過去の喫煙者は2.3倍歯周炎を惹き起こす確率が高く、喫煙による影響は年齢を選ばないという結果もあります。

喫煙は治癒にも悪影響を与えることが分かっています。喫煙者は歯周治療後の骨再生にマイナスに作用することも分かっています。逆に、多くのデータで喫煙停止が歯周病にとって利益があることを示しています。したがって、これから歯周病の治療に本格的に取り組もうとする方で喫煙者の方は特に、禁煙にチャレンジしていただきたいところです。

 

二つ目は「飲酒」です。歯周病は生活習慣病の一つであり感染性疾患の一つです。感染性疾患におけるアルコールの影響は大きく、免疫システムへの影響が大きいと言われています。そこで、「生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者」とされる項目を見てみると一日あたりの純アルコール摂取量が男性で40g以上、女性で20g以上の者とされています。これは清酒2合(360mL)、ビール2本(500mL)、焼酎(20度、270mL)、ワイン4杯(480mL)に相当します。アルコールと歯周病との関係は喫煙と歯周病との関係ほど関連性は明らかになっていませんが、歯周病による骨の喪失とアルコール摂取量に関係があることを示す研究があります。但し、アルコールはそのものが悪影響を与えるというよりは頻回なアルコール摂取が安定しない口腔衛生につながっているのかもしれません。

 

いかがでしたか。歯周病は全身疾患だけでなく身近な生活習慣にも関係しています。口は健康の入り口です。タバコもお酒も嗜好品で、生活を豊かにるすひとつの道具かとは思いますが(タバコは個人的にはお勧めできませんが)、節度をもった楽しみ方が大事です。うまく付き合っていくことで、お口の中を健康に保ち豊かな人生を送っていきましょう。

それではまた次回です!レッツビー歯ッピー!

 

このブログは下記の文献を参考にしました。

参考文献:「GPとDHのためのペリオドントロジー」(築山鉄平・宮本貴成 著)

歯と口の健康週間について

こんにちは、ときわプロケア歯科クリニック歯科医師の松下です。

本日は歯と口の健康週間についてお話したいと思います。

 

歯と口の健康週間は厚生省(現:厚生労働省)、文部省(現:文部科学省)、日本歯科医師会が1958年から実施している週間で、毎年6月4日から6月10日までの一週間を指します。もともとは6(む)4(し)にちなんで「虫歯予防デー」としていました。

 

目的としては、歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、併せてその早期発見及び早期治療等を徹底することにより歯の寿命を延ばし、もって国民の健康の保持増進に寄与するとあります。

 

歯と口には様々な役割があります。食べ物をかみ砕く(しっかり噛めるとおいしく食べることができ栄養の吸収もよくなる)、話す(歯が揃っていると明瞭な発音で会話を楽しめます)、表情を作る(よく嚙むこと、楽しく話すことは表情筋のトレーニングになり若々しい表情になります、体の姿勢やバランスを保つ(歯が揃っていると嚙むバランスもよく、体のバランスも保たれます)などあります。

 

よく嚙むために正しいセルフケアで歯を大切にしましょう!

①歯磨き

食後は歯を磨くことは基本ですが、一日一回は鏡で確認しながら丁寧に磨きましょう。

また、歯磨き後のチェックとして舌でツルツルになったか確認するのも大切です。

 

②すき間ケア(デンタルフロス・歯間ブラシ)

せまい隙間はデンタルフロス、広い隙間は歯間ブラシが適しています。

 

③マウスウォッシュ

マウスウォッシュを継続的に使用すると、バイオフィルムという口腔細菌の塊が減少したという調査結果が出ています。歯磨き後の仕上げに使用すると、舌や頬粘膜に付着した細菌も洗い流せます。

 

④舌ケアで口臭対策を

疲労やストレスの影響で唾液が減少すると白く厚みのある舌苔が付着し口臭の原因になります。舌を傷つけないよう舌ブラシで優しく取りましょう。

 

さらに定期健診でプロフェッショナルケアをうけることで虫歯や歯周病の重症化の予防や歯磨き指導で気付かなかった弱点の再発見ができます。

 

ご不明な点がありましたらまずはご相談していただければと思います。

ではまた次回です、レッツビー歯ッピー!

骨隆起

こんにちは!

ときわプロケア歯科クリニック 助手の新山です。

札幌も25日には緊急事態宣言が解除され、いよいよ6月1日から少しずつ再開される所が増えてきますね。

解除されても、しっかりと手洗い・予防をしていきましょうね!

さて、今回は骨隆起についてお話しします。

まず骨隆起とは、歯ぎしりやくいしばりよって過度な力が顎の骨に伝わることにより発達した骨のことを言います。

コブのように骨が盛り上がり、歯に刺激が加われば加わるほど徐々に成長していきます。

寝ている間の歯ぎしりやくいしばり、また日中でも無意識に長時間くいしばっていると骨隆起ができます。

実際、骨の塊なので特に問題なければそのまま放置しても大丈夫です。

しかし、長期に渡り強い力が歯にかかることで歯のエナメル質が剥がれ、それによってしみる症状が出ることもあります。

日常的に支障が出る場合は、詰め物など処置されることをお勧めします。

更に、マウスピースを使うことで歯にかかる負担を減らし、増大を予防するのも良いです。

気になった方は、是非ご相談して下さいね!

金属アレルギー

こんにちは。

ときわプロケア歯科クリニック、デンタルコーディネーターの中村です。

本日は金属アレルギーについてお話したいと思います。

歯科治療で使用される銀歯などの金属が原因で金属アレルギーを発症してしまうことがあります。

口の中に入っている銀歯から溶け出した金属イオンが体内に回り蓄積され、それが過剰になることでアレルギー反応が生じます。

口内炎、舌炎、扁平苔癬などの口腔内だけではなく、掌や足の裏に膿疱ができる掌蹠膿疱症や、手足に水ぶくれができる汗疱状湿疹など、さまざまな部位に症状が現れます。

人によって金属に対する許容量が違うため、その人の許容範囲を超えるとある日突然金属アレルギーを発症してしまうことがあります。

また、ガルバニー電流という口腔内にある金属が唾液を介して接触した時に流れる電流が発生すると、脳からの指令が混乱し、体の痛みや疲れ、不眠、イライラなどの精神症状も引き起こす原因にもなると言われています。

現在の歯科治療で使われている金属は金、銀、銅、パラジウムなどの合金で、その中には金属アレルギーを起こしやすいと言われるパラジウムも含まれています。

当院では、金属を使用せず、高品質レジンやセラミックを使用するメタルフリー治療をおすすめしております。

金属を使用しないため金属アレルギーの心配がなく、体に安全な材料です。

見た目の美しさや、汚れが付きにくく落ちやすいため虫歯になりにくいという特徴もあります。

長年皮膚疾患に悩んでいた方が、口腔内の金属を全て取り除いたことで治ったという方もいらっしゃいます。

金属アレルギーでお困りの方や、メタルフリー治療にご興味のある方はお気軽にご相談してください。

オーラルフレイルについて

こんにちは!札幌市南区にありますときわプロケア歯科クリニック 歯科医師の今多です。緊急事態宣言が延長し大変な世の中ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

さて、今回の豆知識ブログのテーマは「オーラルフレイル」です。
皆さんは、オーラルフレイルという言葉、ご存じでしょうか。フレイルというのは、「高齢衰弱」という意味であり、「健康と要介護の中間的段階」を意味します。フレイルは体全体の状態を指し、オーラルフレイルとは特にお口の状態を指します。そしてオーラルフレイルは、フレイルの早い段階から起こりやすい歯と口の機能の低下といえるでしょう。日本歯科医師会のホームページを参考にお話ししていきます。

では、歯と口の機能の低下が、健康から要介護状態へと変化していく中でどのように影響を及ぼすのでしょうか。考えてみましょう。
歯と口の機能の低下によってまず起こるのが、咀嚼・嚥下障害です。難しい言葉で書きしたが、つまりは噛む力と飲み込む力が弱くなるということです。「歯の機能低下」で思い浮かぶのは、歯が痛い、歯茎が痛い、歯を失う、入れ歯が痛い…。また「口の機能低下」で思い浮かぶのは、口が渇く、舌をうまく動かせない、うまく飲み込めない、むせやすい…。これではうまく食事を摂れませんね。
咀嚼・嚥下障害によって、食事の摂取がうまく行えなくなります。食事の摂取がうまく行えなくなるとどうでしょう?日々の活動の源は、毎日の食事です。この食事がうまく摂れなければ栄養状態を悪化させるでしょう。そうです。低栄養状態となってしまうのです。低栄養状態となってしまうと、それに引き続いて日々の活動量・筋力が低下してしまいます。この悪循環に嵌り、抜け出せないと全身のフレイルの進行に強く影響していきます。

では、フレイルの状態になりこの悪循環に嵌ってしまうとかならず要介護になってしまうのでしょうか?ご安心ください。早めに対策を打てば、健康な状態に戻れる可能性があるのです。フレイル対策は様々ありますが、今回はオーラルフレイルの予防策に絞ってお話します。
まず、最近のお食事・生活を思い浮かべてみてください。よくむせる、食べこぼす、噛めない食品が増えた、滑舌が悪い、などの症状がある方は、オーラルフレイルが始まっている疑いがあります。そんな時、どうすればよいでしょう。
一つ目は、歯と口を清潔にすることです。
・1日2回以上の適切なブラッシング
できれば毎食後+αが望ましいですが、適切な頻度のブラッシングの習慣がない方は、まずは1日2回を確実に行うことを目指しましょう。1回の時間に決まりはありませんが、テレビを見ながらなどのながら時間を使うと気づいたら3分、5分と経っているでしょう。

・歯間清掃
全く習慣のなかった方がデンタルフロスや歯間ブラシの使用を始めるのはもしかしたらハードルが高く感じるかもしれません。毎日(ひいては毎食後)が理想ですが、最初は3日に1回、2日に1回、から始めてみてはいかがでしょう。フロスや歯間ブラシは入れ方にコツがいる場合があるので、一度かかりつけの歯科医院で教えてもらうことをおススメします。

・洗口
デンタルリンスなど薬局で手軽にお求めいただけます。歯間清掃よりも取り組みやすいかもしれません。アルコール含有タイプとノンアルコールタイプなど、様々な種類があるので、最初は小さめのものを購入し自分の好みに合うものを探してみてはいかがでしょうか。

二つ目は、定期的な歯科医院の受診です。
・適切なブラッシングの指導を受けましょう
歯科医師、歯科衛生士から適切なブラッシングの方法を教えてもらいましょう。ブラッシングの時間が長くても、ブラシが適切に当てられていなければ、せっかくの歯ブラシがもったいなくなってしまいます。歯ブラシの入れ方、角度等を教えてもらい、是非家で実践してください。

・歯石の除去
歯石は歯垢(デンタルプラーク)が硬くなったものです。日々の歯ブラシで歯垢をうまく落とせていてもなかなか完璧にはできないものです。とくに下の前歯の裏側は歯石が付きやすい部分です。歯並びが入り組んでいる方は特につきやすいと考えてよいでしょう。こうした歯石は、歯科医院で行う、専門的なスケーリングという方法でなければ除去出来ません。定期的に歯科医院を受診することで早い段階で歯石を除去してもらいましょう。

・虫歯・歯周病の予防
虫歯と歯周病は歯を失う原因の上位1・2位を占めています。歯科医院の定期的な受診はこれらの予防や早期発見に大いに貢献します。しかし重要なのは、日々の家でのお口のケアにあります。定期的に歯科医院を受診していても、家でのお口のケアを怠ってしまえば、防げた虫歯や歯周病も防げません。虫歯や歯周病の予防は、歯科医院と皆さんとのチームプレーであり、主役は皆さんお一人お一人なのです。

三つめはパタカラ体操です。
「パ」「タ」「カ」「ラ」をそれぞれ5回、「パタカラ」をつなげて5回、大きな声で発声することを言います。この体操は、唇や口の周りの筋肉、舌の筋肉、のどの筋肉を鍛えることで、動きをよくし、食べこぼしや飲み込む機能を改善するトレーニングです。手や足の筋肉同様、お口の周りの筋肉も年齢を重ねるにつれて低下していきます。要介護状態の方はもちろん、フレイル状態の方、そして現在健康な方にも是非実践していただきたいと思います。

いかがでしたか?フレイル、という言葉は普段聞きなれない言葉かもしれませんが、健康寿命の延伸を目指す日本では重要なキーワードです。フレイルのポイントは、片道切符ではなく、状態を改善させることができることです。特に今回のコロナ自粛で外出を控えている高齢者の方々の中には健康だった状態からフレイルに移行してしまっている方も多数いると考えられます。早急にコロナが落ち着くことを祈り、一人でも多くの方がフレイルから回復し健康な毎日を送れるように願っています。当院でも最大限そのためのお手伝いをさせていただきます。

それではまた次回です。レッツビー歯ッピー!!